週末はクリスマスイブだった。
日曜日、私の家の近所にもこの季節恒例の、イルミネーションの飾り付けが目立った。ちょっとタバコを買いに行ったついでに、面白そうなものをいくつかデジカメで押さえておいた。
毎年楽しみにしていているこのイルミネーションだが、ここ数年で何となく感じていたいたのだけれど、我が家の半径100メートル以内にはこのようなイルミネーションを飾り付ける家が激減したようだ。ここに越して十数年になるけど、引っ越して5年くらいはかなり飾り付けをしている家が目立った。だけど今回近所を見て回って改めてその感じを強くした。
原因は何だろうか。近所で学生さんだった娘さんが、いつのまにか高校や大学に通って、気付いたら結婚して他の地に暮らしているだとか、あそこの息子も就職して今東京にいるだとか、そんな話を聞き伝うと、やはり各家庭の状況が変化したことがその原因かも知れない。確かに我が家のまわりには小さい子供達が少なくなった。今回写真でご紹介するエリアは私の住んでいるエリアよりは新しく引っ越してきた住人が多い。どうやらこのイルミネーションは、その家の子供の年齢と関係がありそうである。
さて、1枚目はオーソドックスな飾り付け。このような派手すぎず飾り付けもシンプルなタイプが多いようだ。
2枚目はいつも買い物に行くスーパーの有る通りにあった角地の住宅だ。家全身がイルミネーションになってる。このような飾り付けを見ると、この家の主人以下家族の思い入れが相当あるんだと感心させられる。私なんか友人から凝り性だと言われるけど、ここまではできないだろう。
3枚目の写真は、イルミネーションのある家ならどこの家にもほとんど見られるスノーマンの灯り。お約束の定番アイテムだ。
毎年この季節は各家庭がそれぞれ工夫してこの灯りのデコレーションを楽しんでいる。寒い季節なので、何も外の飾り付けにこることもないだろうに、なんて意見もあるだろうが、やはりこんな灯りを見ていると心が何となく癒されるものだ。日々忙しいからこそ、この気持ちの余裕だけは忘れたくないものである。