宮崎駿監督によるジブリパーク新CMの制作をしたというニュースを見ました。
実際のCMが流れました〜。
CMの中のキャッチコピーで「ジブリパークは予約せい」と書かれた
アニメーション(ハウルの動く城...の小さな城みたいなやつでした)が映し出されました。
こう言ってはあれですが、特別な表現はなかったと思えました。
しかし、映像を見ていくと、あるポイントが気になった。
大した事では、もちろんありませんが
これを気付かない人もいるんだろうなと思うと、少し残念な気持ちにもなってしまいます。
でも、多くの人が分かるように、ちょうど良い加減で作られています。
CMでは、映像とナレーションがあり、同じ内容を伝えているんですが
目から入る情報と耳から入る情報が違っているんです。
このニュースを見た人は、瞬時にお分かりかと思いますが。
私は、ジブリ、宮崎駿の遊び心(とも言える)を表現したものだと捉えた。
まだ見てないよと言う人もいると思いますし、ニュース見たけど「何かあった?」と
思っている人もいるかもしれませんので、このCMで発信されている内容を書くと
新しくリニューアルされた「ジブリパークは予約制」のようです。
CMでのナレーションからは、上記の「予約制」に聞こえる
「ジブリパークは よやくせい」と予約制なんだと聞こえるように狙って話されているのに、
対して映像はというと「ジブリパークは予約せい」とあたかも ジブリキャラクターの中でも
発言力があるようなキャラクター(長老とかおじいちゃんとか)に「予約せい!!」と
言われている気になる映像にいているんです。それって偶然、いやいや計算されていますよ。
(プロですからね)予約が漢字なのに「せい」だけひらがなってないでしょ
「予約せい」 にしては 「予約制」を伝えるに反しているんです。
※漢字学習のちょうどはざまだったかもしれませんが、んーそれは考えすぎ。
絵と文字は、マッチしてこそ伝わるものですが、あえてそれをせずに
さらに伝わる方法に変えて表現しているんです。という制作の意図が分かると
なるほど、だから映像に特別に目を惹く演出をしなかった(させなかった)んだとも気づくようになります。
そこは、制作費や制作期間の影響もあるので、それら全ての条件から
伝えるべき内容を精査し制作された結果なんだと気づきます。
私の解釈なので、実際は全く違うかもしれません。
でも、きっとどこかは当たっているはずです。
では、この辺で。