今回は、面接時のはなしです。
私が採用面接で尋ねる質問があります。
それは「好きなデザインはありますか?」です、面接される方全員に質問はできていませんが
まだ心揺さぶられるような回答に出会ったことはありません。
しっかりと自分の考えを言葉にされた方は何人かいました。
回答の多くは、「シンプルなデザインは好きです」この回答は多いです。
必要なのは、例えばどうシンプルなデザインが好きなのかという部分まで答えることで
「シンプルが好き」とい言葉に思いと姿勢・奥行きが伝わるからです。
中には、「好きなデザインはとくにありません」という方もいました
そういう答えを聞くと「たしかにそれもそうだな」とも思います
必要なのは、クライアントが求める(&結果に繋がる)デザイントーンを作れるかなので
そこに合わせることができれば、好みはなくても問題はないですね。
なので、この答えも納得です。
仕事をする上で必要なスキルは学べますが「センス」という部分の多くは、
学ぶことは難しいのではないかと思っています。
私の考えはデザインをする上でも「自分らしさ」をいれるべきと考えているからです。
この「自分らしさ」というのは、「あなたならどうデザインするか?」という
デザインからあなた自身(デザイナー)をイメージさせるという意味ですね。
なかなか分かりにくい表現になってきてますが(文書力ない)
デザインには、見た目という全体から細部、情報(原稿)の整理、色使いと
クライアントが必要とするデザインは「あなたデザインでカタチになる」ことだと思うからです。
その「自分らしさ」の追求には、デザインへの拘りや思いが不可欠な気がします。
私はクリエイターというのは、個人競技だと思います。
時には団体競技の部分もありますが、横へ並べ!は、クリエイターにはつまらないですよ。
語弊があるかもしれませんが、もっと「自分らしさ」を出したほうが
クリエイターとしては、輝けるような気がします。
決して自分勝手にやれという意味ではありませんので、
そこはお間違えないようにお願いします。
では、この辺で。