平成30年2月

Qです。

明日からまた気温が下がり、雪マークの所も。
この時期になると毎年、平成30年の
福井豪雪(北陸豪雪)を思い出します。

2月6日朝、朝5時半から雪かきをして4時間かけ出勤。
始業2時間で帰宅命令が出ました。
自宅に電話すると町内に入れないから
会社か近くのホテルに泊まれないか?と。
嫌すぎて無理やり4時間かけて帰宅したけど
車は家から離れた道路に置き去りにしました。

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↑これは豪雪2日目の朝の町内

翌7日は積雪が150cm近く!
朝起きたら雪かきした道路が封鎖。
部屋の天井からミシミシと音がするので
家族3人で雪下ろしをした写真がこちら。

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これ、屋根の上です!笑
この後、両親と3人でしばし雪景色を楽しみました笑

この日以降大動脈の国道8号は通行止めになり
県外からの物資の輸送がストップ。
スーパーやコンビニから食料が無くなり
燃料不足で給油制限も行われました。

近所の人と乗りあい
アトラクションのようにバウンドする道を
運転して食料調達に行ったり
スタックしている車を見つけたら
スコップ持って駆けつけたり
「困った時はお互い様」と笑い合う。
(ちなみにプラスチック製のスコップを持っていくと
そんなやわなもんじゃアカンと総ツッコミを受けるので注意笑)
雪国では町内、市が1つの共同体であることを強く感じます。

その年、ふるさとチョイスの災害支援金として
県に1350万ほど寄付いただきました。
その他色々な形で県内外から多くの支援をいただきました。
現代では様々な支援の形があり、ありがたい限りです。

それでもその年の福井市の除雪費だけで50億。
予算の10倍以上で決算では3億の赤字となりました。
雪国って現実は本当に厳しいです。
でも、当時の動画を見返すとたくさんの笑い声が残っていて
雪国ってとっても温かい。

都会に住む人たちからすると驚きの
考え方や生活もたくさんあるかと思います。
でもそうやって今日まで生活を繋いできました。
今でも当時の生き残り生活を思い返しては
楽しかったな~と思い出します。

みなさん、雪国に移住を考えるときは、
覚悟をもって来てくださいね!笑

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このページは、cmemberが2023年2月 9日 08:59に書いたブログ記事です。

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