text by 赤様
佐々木朗希投手が完全試合を達成しました。
次の登板日にも、あわや2週連続か、という好投でした。
完全試合は28年ぶりというレアな出来事。
オリンピックの金メダル以上に貴重な機会です。
そんなシーンを見てみたい!
そう思う方々がいるかもしれませんが、
これはなかなか楽しめないんじゃないかと
僕は思うのです。
一般的に、
野球をみに行って楽しいのは、
ヒットを打った!ホームランを打った!得点が入った!
というシーンがあるから盛り上がると思うのです。
でも完全試合というのはその逆で、
ヒットもホームランも出ません。
そう、完全試合はつまらない試合なんです。
観戦に行ったら、
応援しているチームが守備をしている時には、
トイレに行ったり、球場グルメを買いに行く時間ですよね?
ピッチャーを見に来た、という人ならともかく、
注目する人が多くないんです。
そういうところを逃さないようにしているのは、
僕らのような野球オタクくらいなんです。
3イニング目くらいに、
「あれ?朗希、打たれてないね!」と気づくのです。
「投球数どのくらい?」
「まだ期待するのは早いけどね~」
というような会話から始まるのです。
そして6イニング目くらいからソワソワしはじめ、
7イニング目くらいに、
「あれあれ?これマジであるんじゃない?」
「まだボール、キレてるよ!」
と、だんだんドキドキしていきます。
野球オタクではない人が、
周囲からの噂で「え?そうなの?」と気づくのは、
この頃からです。
8イニング目くらいで、
「まだ球速落ちてないね!」
「バッター全然タイミング合ってないよね!」
9イニング目には、
相手チームの応援に来た野球オタクまで、
「ちょっと悔しいけど、がんばれ朗希!」と言い始めます。
球場全体が異様な雰囲気。
そんな雰囲気は、なかなか味わえません。
ヒットやホームランが出ないのをつまらない、
と思うかもしれませんが、
それを「もしかして?」と思えるのも野球の楽しみ方のひとつです。
そして、そういう9イニングの積み重ねを得ているから、
完全試合のその瞬間に感動するのではないでしょうか。
野球の楽しみ方ってたくさんあるんですよ!
佐々木朗希投手が完全試合を達成しました。
次の登板日にも、あわや2週連続か、という好投でした。
完全試合は28年ぶりというレアな出来事。
オリンピックの金メダル以上に貴重な機会です。
そんなシーンを見てみたい!
そう思う方々がいるかもしれませんが、
これはなかなか楽しめないんじゃないかと
僕は思うのです。
一般的に、
野球をみに行って楽しいのは、
ヒットを打った!ホームランを打った!得点が入った!
というシーンがあるから盛り上がると思うのです。
でも完全試合というのはその逆で、
ヒットもホームランも出ません。
そう、完全試合はつまらない試合なんです。
観戦に行ったら、
応援しているチームが守備をしている時には、
トイレに行ったり、球場グルメを買いに行く時間ですよね?
ピッチャーを見に来た、という人ならともかく、
注目する人が多くないんです。
そういうところを逃さないようにしているのは、
僕らのような野球オタクくらいなんです。
3イニング目くらいに、
「あれ?朗希、打たれてないね!」と気づくのです。
「投球数どのくらい?」
「まだ期待するのは早いけどね~」
というような会話から始まるのです。
そして6イニング目くらいからソワソワしはじめ、
7イニング目くらいに、
「あれあれ?これマジであるんじゃない?」
「まだボール、キレてるよ!」
と、だんだんドキドキしていきます。
野球オタクではない人が、
周囲からの噂で「え?そうなの?」と気づくのは、
この頃からです。
8イニング目くらいで、
「まだ球速落ちてないね!」
「バッター全然タイミング合ってないよね!」
9イニング目には、
相手チームの応援に来た野球オタクまで、
「ちょっと悔しいけど、がんばれ朗希!」と言い始めます。
球場全体が異様な雰囲気。
そんな雰囲気は、なかなか味わえません。
ヒットやホームランが出ないのをつまらない、
と思うかもしれませんが、
それを「もしかして?」と思えるのも野球の楽しみ方のひとつです。
そして、そういう9イニングの積み重ねを得ているから、
完全試合のその瞬間に感動するのではないでしょうか。
野球の楽しみ方ってたくさんあるんですよ!