text by 赤様
ヤロスラワ・マフチクという人がいます。
僕が注目している陸上選手のひとりです。
彼女は東京五輪の走高跳で銅メダルを獲りました。
ウクライナの人です。
ロシアがウクライナに侵攻して、
多くの人が戦火に巻き込まれています。
アーティストや文化人、スポーツ選手も例外ではありません。
マフチクは空爆が始まると、
自宅から地下施設に避難。
とても大会やトレーニングのことを
考えられる状況ではなかったそうです。
街が攻撃を受けるなか、
室内陸上の世界選手権に出場。
車でベオグラードまで2000kmの距離を3日かけて移動し、
その大会で優勝しました。
空爆の戦闘機に怯え、
銃を持った兵士から隠れ、
そんな極限状態のなかで、
ベストパフォーマンスを発揮するとは、
どういうことなのでしょうか。
当たり前だったことが当たり前ではなくなること、
生活が滞ることは、
辛うじて想像できます。
しかし戦争の悲惨なところは、
秩序がなくなること。
剣や銃を上回るルールは無くなってしまいます。
何かのバランスが崩れれば、人が人を疑い、
銃口を突きつけられれば冤罪を着せられる。
そんな状態にならないように、
早い終結を祈るばかりです。
ヤロスラワ・マフチクという人がいます。
僕が注目している陸上選手のひとりです。
彼女は東京五輪の走高跳で銅メダルを獲りました。
ウクライナの人です。
ロシアがウクライナに侵攻して、
多くの人が戦火に巻き込まれています。
アーティストや文化人、スポーツ選手も例外ではありません。
マフチクは空爆が始まると、
自宅から地下施設に避難。
とても大会やトレーニングのことを
考えられる状況ではなかったそうです。
街が攻撃を受けるなか、
室内陸上の世界選手権に出場。
車でベオグラードまで2000kmの距離を3日かけて移動し、
その大会で優勝しました。
空爆の戦闘機に怯え、
銃を持った兵士から隠れ、
そんな極限状態のなかで、
ベストパフォーマンスを発揮するとは、
どういうことなのでしょうか。
当たり前だったことが当たり前ではなくなること、
生活が滞ることは、
辛うじて想像できます。
しかし戦争の悲惨なところは、
秩序がなくなること。
剣や銃を上回るルールは無くなってしまいます。
何かのバランスが崩れれば、人が人を疑い、
銃口を突きつけられれば冤罪を着せられる。
そんな状態にならないように、
早い終結を祈るばかりです。