先週末に、2か所ほど散歩に行きました。それぞれ、別の日の話です。
ある日の散歩は比較的、身近な場所に行きました。その日は、散歩目的で出かけたわけではないのですが、たまたま通りすがったコレド室町の近くの神社で、モモの木の枝にとてもきれいな花が咲いていました。
その花に引き寄せられて、そのまま参拝しました。とても天気が良かったこともあってか、私と同じようにモモの花が咲いた木をスマートフォンで撮影している方や、それと併せて参拝している方で賑わっていました。
それとは別の日。その日も快晴だったことと、都内ではぼちぼち桜が見ごろ(場所によっては五分咲き程度)だということをSNS上で見かけたので、目黒まで行ってきました。
都内のお花見スポットとして有名なことは知っていたので、いつか行きたいなぁと思っていたのです。
その日は、JR目黒駅から目黒川まで行ったのち、目黒川沿いに日比谷線の中目黒駅まで歩きました。目黒川沿いを散歩したのはこれが初めて(のはず!)で、その川沿いに桜並木がずーっと続いていて驚きました。
噂にたがわない見ごたえがあって(そのぶん、川の残念さが浮き彫りになっている気がしましたが...)、一部は開花していない木もありましたが、それでもお花見できて楽しかったです。その日も同じように歩している人達が多く、一様ににこやかに桜の木を眺めていて、それだけでも私の気分も明るくなりました。
コロナウイルスによる自粛ムードが続くなかですが、一定の条件に気を付ければ、外出して、経済活動(外食したり、買い物したり)することもできるという有識者からの見解も出てきています。
国全体の各種イベント延期や中止の取り決め、不要不急な外出の自粛は、感染拡大を防ぐことがそもそもの狙いのはずなので、私は、それがいつしか「自粛すること」そのものが目的にならないよう願っています。
先のお花見のように、このような先が見えない不安な時勢では、気分を和らげてくれる要素って必要だなとつくづく感じます。「こんな時なのに」ではなく、「こんな時だから」です。
3.11の震災の時、似たような話題がのぼっていたことを思い出します。
もちろん、当然ながらあの震災の時とは性質が異なりますが。長期の自粛が続くことによって、経済が衰退していくリスクが怖いなと思っています...
ウイルスに対して気を付けるべきは最大限に気を付けつつも、先日のデマの件もそうですが、人災に発展させないようにしたいですね。