先日、初めて筑波山に日帰りで行ってきました。
東京からつくばエクスプレスの快速に乗ってしまえばけっこう簡単に行くことができるんですね!知りませんでした...
降車場所にもよりますが、筑波山自体も
つくば駅からバスで30分~1時間ほど。
前半の目的はここ
筑波山ロープウェイつつじケ丘駅の駐車場内にそびえ立つ
いわゆるB級スポット「ガマランド」
7,8年ほど前に「探偵ナイトスクープ」に出ていてずっと気になっていたスポットです
見所はガマ洞窟(入場料500円)
こ こ 、め ち ゃ め ち ゃ 怖 い で す
洞窟ですので中は真っ暗ですがこの気候のせいで中はだいぶ蒸していました(人は思わず真っ暗で生暖かい空間に立つと恐怖を感じるということがわかりました)
気になった方は是非訪れてみてください...
後半はバスで少し下山して「筑波山神社」へ!
境内ではガマの油売りの口上が披露されていました。
(近年、筑波山ガマ口上保存会が結成され
口上実演や講習などの活動をされているそうです)
「本物の薬を売るわけじゃないのでどうか聞いていってください!」
と声をかけられ初・生口上を見学...
前説でガマの油売り口上は伝統芸能であること、
つくば市認定地域無形民俗文化財であることなどが説明され口上がスタート。
前に「高田の馬場」という落語で聞いたことがあったけれど
古今亭志ん朝/高田の馬場(そこがすごいところなのですが)
あまりに流暢で何を言ってるかわからなかったような...
改めて聞いてみると、そんなことが本当にあるのか(笑)!?
という内容だったのですが、昨今はデパートで包丁やスライサーのデモンストレーションをよくみますが、
こういう口上はその走りなんだろうな、と思ったり...
結局ガマの油とは一体なんなのか?と帰りの電車で調べてみたのですが、
現在はお土産品として販売しており、ワセリンやハッカ油などを原材料にした保湿剤のようなものらしく
ガマガエル(いわゆるニホンヒキガエル)から抽出した材料は特に使われていないようでした。
昔のガマの油における成分については諸説あるそうで、
植物のガマを使っていたのではないかという説もあるそう。
東京から電車で片道1,2時間あまりの日帰り旅でしたが、
自分が今まで知らなかったことをたくさん知ることができた日でした。
マッチ棒