鈍感力

text by 赤様

ピョンチャンオリンピックで銀メダルを獲得した
フィギュアスケートの宇野昌磨選手。
彼はあの大舞台でも、
あまり緊張しなかったのだそうです。

試合前も試合後も普通に寝れたのだそうで、
試合後の睡眠時間が1時間だった羽生結弦選手が、
いい意味での彼の鈍感さを羨ましがっていました。

選手が向上しようとするとき、
多くのことに気が付いて、
緻密に考え積み上げていく方が、
いい成果が出るような気がします。

でも一方で、
プレッシャーや自分の気持ちが揺らぐ事柄は、
感じない方がいいわけです。

宇野選手がそういう事を感じないのは、
ひとつの優れた能力だと思います。

余計なことは考えない。

一見、難しい事のようですが、
でもこれは、どんな人でも、どんな状況でも、
使える術だと僕は思います。

セルフマネジメントとでも言うのでしょうか。
無意識にできなければ、
意図的に情報を遮断をすればいいと思います。

そういう事が自然に出来た、彼の笑顔は、
銀メダルよりも眩しくみえました。

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このページは、cmemberが2018年3月 9日 09:00に書いたブログ記事です。

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