箱根駅伝11日前

text by 赤様

今年最初のブログで箱根駅伝を題材にしたが、
最後も箱根駅伝で締めようと思う。


箱根駅伝まで、
あと11日と迫った。

この大会は、
実は関東のローカル大会であるという事は、
一般にはあまり知られていない。

正月2日~3日に行われること。
また、多くのOBOGを輩出している大学が登場すること。
見てもらえる条件がしっかり備わっていて、
そこに目をつけた広告代理店はさすがだと思う。

同じく正月の風物詩で比べても、
1試合で2チームが対戦するラグビーと、
21チームが登場する駅伝とでは、
注目しうる人の分母の数が格段に違う。

陸上競技や駅伝に興味がなくても、
自分の出身大学が画面に映ると、
つい見てしまうという人もいるだろう。

放送は6時間を超え、
各選手とも1時間は走るとなると、
どの選手でも画面に映る機会がある。
選手にとっては願ってもない事だ。

そうした背景と、
巧みなメディア戦略により、
ここで走りたいという思いを抱く若者が日本全国に生まれる。
その彼らがこぞって関東の大学に進学してくるという、
憧れの大会なのである。

見事に入学を果すと、今度は同僚としのぎを削る。
走れるのは各大学10名。
多くのランナーがその枠を目指し、
4年間この日のために切磋琢磨する。

入学から4年のあいだ、
常に出られる実力者はいいが、
多くの選手にとっては、一生に一度の晴れ舞台。

本番の迫ったこの時期は、
メンバーに選ばれそうな選手の多くは、
ソワソワ、ピリピリしているのだろう。
はたまた、
早く走りたいという強者もいるかもしれない。

幸運にもメンバーに選ばれると、
次に気をつけるのはコンディションだ。

風邪でもひいてしまったら、後悔してもしきれない。
ほとんどの選手が寮で暮らしているが、
出場する選手は、何日も前から隔離される。
何か特別な用事がなければ、
無駄な外出はしない。
外出時は必ずマスク着用。
そんなところからも賭ける思いが伝わってくる。

決戦まであと11日。
悔いなく走ってくれ!と願わずにはいられない。

今回はこれまでのように、
青山学院に飛びぬけた力はなく、
神奈川、東海、東洋、早稲田、順天堂などを含め、
群雄割拠の様相だ。

また、あまり注目されていないが、
日体、中央学院も十分に上位を狙える。

抜きつ抜かれつ、
目まぐるしく展開が変わるのが、
駅伝の面白いところ。
今回はどんな展開になるだろうか。

僕は当日、沿道に出向いて、
そんな彼らを声で後押ししようと思っている。

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このページは、cmemberが2017年12月22日 09:00に書いたブログ記事です。

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