人間誰しも、忘れられないフレーズというものがあると思います。
人との何気ない会話の一端であったり、大切な思い出の中の言葉であったり。
大切な場面だからこそ、記憶に残っていることも多いはず。
ですが、なかには、「何でか知らないけど、忘れられない」といったこともあるのではないでしょうか。
とっくに記憶の外側に追いやられたものでも、何かのきっかけで、「そういえば・・・」と思い出すことも。
本日は「何でか知らないけど、忘れられない」フレーズ(台詞)として、
唐突に思い出したものをピックアップしてみたいなと思います。
「人は、大切な人から贈り物をされた時に、贈り物だけではなく、
その包装紙さえも大切にとっておきたいという気持ちを持っているものだ。
そういう気持ちをあなたはお分かりではなかった。」
ドラマ「古畑任三郎」のなかで、古畑が犯人に告げる台詞です。
このお話、犯人役を演じたのが福山氏なこともあって、覚えている方も多いのでは・・・。
人によって価値観は様々で、だからこそ、自分にとっては何でもないものが、
ある人にとっては特別なものだったりするんですよね。
「何でか知らないけど、忘れられない」と書きましたが、
一応、理由みたいなものは分かっているはずなんですよね。
単純に、心に残ったからだと。
それを自覚しているかしていないかだけの違い、なのかなと思います。
先に挙げたものは、犯人特定の"根拠"としては説得力に欠ける部分もありますが。
私のなかでは心に残る台詞です。