今日はリサの誕生日です。
リサと言っても人ではありません。コンピューターです。
米アップル社が1983年1月19日に発売を開始した「リサ(Lisa)」。
その80年代当時、アップルでは以下3つの開発プロジェクトが同時進行していたと言われています。
・一番人気機種アップルⅡの後継機=「アップルⅢ」
・妥協を許さない超ハイスペックマシン=「リサ」
・一般庶民にも買える、使える(アップルやリサの廉価版)=「マッキントッシュ」
このリサを主担当していたのが他でもないスティーブ・ジョブズであり、リサという名はジョブズの娘にちなんだ名前だそうです。
リサの発売価格は日本円で約233万円。
超ハイスペックでも、さすがにこの価格では売れ行きは悪かったようです。
責任を取らされる形でジョブズは「マッキントッシュ」の開発グループに左遷。
すると、家庭用マシンとして開発中だったマッキントッシュが、ジョブズの合流を皮切りに大改造されます。そして、リサ発売から約1年後に市場へ。
そのシステムやパーツには可能なかぎりリサのものが積まれていたそうです。
その後、マッキントッシュはご存知のとおり「マック」と愛称を変え、世界で活躍する現在の姿に進化していくのです。
、、、リサは残念ながら大量の在庫となってしまい、その多くは破砕処理という結末をむかえるのでした。
(てきすとばい=めちゃカタいティッシュ)
記事のおまけ
なんでだろう。
マックブックのドライブにはたまーにコインが入っているそうですよ。