人工知能

text by 赤様

先日、
人工知能が、人類最強の囲碁棋士に勝利しました。

チェスや将棋では、
人工知能は、すでに人間の力を超えていますが、
囲碁は1手の選択肢が多いことから、
最後の砦のような言われ方をしてきました。
しかし、ついにこのときが来てしまいました。

人工知能は、
今後僕らの生活に深く関わってくることは明らかです。
そのとき、彼らの優位性の恩恵を受けることは、
とてもありがたいことです。

でも、先入観からすると、
人工知能って、隙がなくてちょっと冷徹な感じがします。
人間とコミュニケーションをとるときに、
体温が感じないというのは、
ちょっとどうなのかなと僕は思ってしまいます。

たとえば、
営業マンが、世間話しをすっ飛ばして、
いきなり本醍から話し始めたら、
やっぱり親近感に欠けますし、
受付嬢が事務的だったら、
がっかりですよね。

でも、今回の囲碁の対戦で、
すこしだけ面白いな、と思うことがありました。
それは、囲碁に勝った人工知能も、
人間の差し手にとまどう場面があったそうです。

人間には個性や隙というものがあって
そこがコミュニケーションの潤滑油になっている気がします。
マッキントッシュも以前は、
エラーを起こすと爆弾アイコンが出てくるというユーモアがありました。

人間も頭のいいヤツばかりが人気があるワケではないように、
遊び心や個性的なところは、
プログラミングに入れてほしいと僕は思います。

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このページは、cmemberが2016年3月18日 08:55に書いたブログ記事です。

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