2015年に印象に残った3人

text by 赤様

さて2015年最後のブログになりました。
去年も印象に残った人たちをここで紹介しましたが、
今年も選んでみました。
僕が紹介したいのは、この3人です。


■伊勢谷友介
ご存知、俳優の伊勢谷さんです。
しかし、僕が注目したのは俳優としてではなく、
社長としての伊勢谷さんです。
彼はリバースプロジェクトという
地球環境を考える会社を営んでいます。

僕は以前よりこの取組みを知っていましたが、
ある番組で彼がこう話していたのを耳にして、
注目度が激増しました。
「目的が達成すれば会社は潰れてもいい」
「こういう会社は本当は無いほうがいい」と。
人間が地球で生きていく上では、
地球環境を汚していくのはやむを得ないことですが、
そこにクリエイティブな発想を持ち込むことにより、
いい塩梅の折り合いのつけ方があるのではないか、
というのが僕が受けた解釈です。

彼の中では俳優をやっている事は、
その取り組みの一環なのだそうです。
今後の活動に注目していこうと思います。


■鳥海連志(ちょうかいれんし)
彼は高校生です。
が、車椅子バスケットの日本代表選手です。

先天性の障害で3歳のときに両脚を切断し、
手の指は右手4本、左手は2本しかありません。
しかし車椅子バスケットをやっている彼からは、
そんなハンディが想像できないほどの
素晴らしいプレーをみせてくれます。
障害者スポーツ=パワーやスピードが劣るもの、
という固定観念を見事に覆してくれます。
俊敏性と頭脳的なプレーはホント惚れ惚れするものがあり、
多くの人が「天才」と形容するほどです。

日本の障害者のなかで、
彼が初めてのスター選手になるのではないか、
と僕はひそかに思っています。


■川淵三郎
ご存知、サッカー協会の前会長です。
今年に限れば日本のバスケットを救った人です。

長いあいだ拗れていたバスケット界の問題を、
就任してたった半年で解決してしまいました。
日本全体に渦巻くメンツや既得権益などは、
彼にかかればイチコロなのではないでしょうか。

彼がJリーグを立ち上げるときに、
四方からまだ早いと反対されるなか、
「百年経っても時期尚早だ」と
信念を貫いたのは有名な話しです。

もう79歳ですがホントに熱い人です。
彼より若い人たち(僕を含めて)は、
彼の熱さやノウハウを分けてもらいましょう。
個人的には、
東京オリンピックはこの人に任せたらどうでしょうか、
と思っています。


このほかにも、
印象深い人たちがたくさんいました。
今後、何かの折にふれて紹介できたらと思います。

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このページは、cmemberが2015年12月18日 08:55に書いたブログ記事です。

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