リクルートスーツが目立つ通勤電車に
4月を感じます。
これから2、3ヵ月は初々しい面々が目立つのですが
例年、夏を過ぎるとそんな姿も見えなくなるもので...。
きっといなくなるのではなく
なじんでいくんでしょうね。
私の好きな作家、津村紀久子の
『ワーカーズ・ダイジェスト』でも
サラリーマンが取引先の社員に対して
「同じくらい疲れていて、同じくらい賢いからきっと同年代だろう」
と思う場面があって
その感覚に強く共感したのを覚えています。
疲れたり、落ち込んだり
驚いたりしながら賢くなって
学生の雰囲気が少しずつ薄れていくのが
夏頃なんでしょうか。
これが本当の大人の階段ですね。
津村さんも書いていましたが
疲れることは悪いことではないし
同じように疲れながら賢くなった
同志に出会ったりして
楽しい事もあったりなかったり。
でも今は
まだ学生の感覚を持ったまま
外身だけの社会人がまぶしくて
微笑ましい限りです。
期間限定のまぶしさは
まるで桜と同じじゃないか!
儚さゆえの魅力を
改めて感じながら通勤するジルでした。
4月を感じます。
これから2、3ヵ月は初々しい面々が目立つのですが
例年、夏を過ぎるとそんな姿も見えなくなるもので...。
きっといなくなるのではなく
なじんでいくんでしょうね。
私の好きな作家、津村紀久子の
『ワーカーズ・ダイジェスト』でも
サラリーマンが取引先の社員に対して
「同じくらい疲れていて、同じくらい賢いからきっと同年代だろう」
と思う場面があって
その感覚に強く共感したのを覚えています。
疲れたり、落ち込んだり
驚いたりしながら賢くなって
学生の雰囲気が少しずつ薄れていくのが
夏頃なんでしょうか。
これが本当の大人の階段ですね。
津村さんも書いていましたが
疲れることは悪いことではないし
同じように疲れながら賢くなった
同志に出会ったりして
楽しい事もあったりなかったり。
でも今は
まだ学生の感覚を持ったまま
外身だけの社会人がまぶしくて
微笑ましい限りです。
期間限定のまぶしさは
まるで桜と同じじゃないか!
儚さゆえの魅力を
改めて感じながら通勤するジルでした。