text by 赤様
以前、松岡修造と僕は競演した。
だから、ちょっと親近感がある。
でも、そんなことは、どうでもいい。
だが、誰もが知っている彼の熱さは、
どうでもいい領域ではなくなったと、僕は思っている。
2月、関東とその周辺は、2週連続で大雪になった。
JRが、毎年、スキーのキャンペーン広告を出すのは、
ご存知だと思うが、
今シーズンのキャッチコピーが
「ぜんぶ雪のせいだ」
というもので、
電車が止まったり、道で転んだり、
雪で散々な目にあった人たちが、
SNSでこの言葉をたくさんつぶやいていた。
これはこれで、うまいなと思った。
でも、もうひとつの話題もなかなか面白いと思った。
それは、
この大雪は、松岡修造が原因だというのだ。
オリンピックの取材のため、
彼がソチに到着して、ソチの気温が10度近く上がったらしい。
報道ステーションでは、
なんとTシャツ1枚でレポートする彼がいた。
これが冬のオリンピック開催地なのか?
と、目を疑う光景だ。
そして、彼がいなくなった関東周辺は2週にわたり大雪。
これは、実に47年ぶりとのこと。
そこで彼の年齢を調べると、
なんと46歳!
オリンピックが終盤を迎えるころ、
週の真ん中だったと思ったが、
三たび、雪の予報が出た。
しかし、彼が日本に戻る時期が近いということで、
この予報は曇りに変わった。
もう、おわかりですね。
彼の熱さは日本一とも言われ(笑)、
僕はそんなキャラクターがとても好きなのだが、
その情熱たるや、
雪や気候までをも変化させてしまうということなのだろう。
2020年の東京オリンピック。
彼が応援しないことは到底考えられない。
どんなに熱くなるのか、今からとても心配だ(笑)。