自転車も注意したい改正道交法なのだ。

6月に改正道路交通法が交付されて少し経つんですが、
身近な自転車に関係したことで、注意しないといけないことが
いくつか出てきているんですね。
テレビなどでもニュースで上がっていることもあると思いますが、
知らぬ間にルール違反をしていることってまだありそうです。
そんなことを今回はちょっと採り上げてみたいと思います。

自転車が道交法上は自動車と同じ「車両」であることは以前から変わっていません。
全交通事故の2割が自転車関連の事故だ、ということは
ちょっと見逃すわけにはいきません。
そしてこの自転車関連の事故のうち、約6割が法令違反をしている
という現実です。

以前は自転車のような軽車両は路側帯を通行することができたんですが、
改正で道路の左側部分に設けられた路側帯というように制限がつきました。
つまり、道路の右側の路側帯は通行できなくなりました。
さらに、以前でしたらその路側帯を通行する時に歩行者の通行を妨げないような
速度と方法で進行しなければならなかったんですが、
違反すれば『2万円以下の罰金または科料』でした。
改正後は、右側の路側帯を通行すると通行区分違反になり、
『3月以下の懲役または5万円以下の罰金』となります。
懲役ですよ!それも科料から罰金になっています。

自転車を利用する大半の人が道交法をどれほど理解しているか、
ちょっとわかりません。原動機(エンジンなど)があるものは
法規を勉強して試験に受からないと免許が取れませんが、
自転車はどうなんでしょうか。


クルマを運転していていつも感じるのは、
まだまだ歩行者感覚で走行している自転車が多いということです。
右側通行は当たり前、信号無視も当たり前、進路変更は突然する、
こんな状況が日々公道上でおこなわれている実態なんですね。

そして自転車が怖いと思うもう一つのこと。
クルマは必ず止まる、と思い込んでいるとしか思えない行動が多いんです。
クルマを運転している人も万全とは限りません。
携帯電話している人も未だに多いです。
中にはヒゲを剃りながら、化粧しながら、という人も良く見かけます。
自分の目できちんと確かめないと痛い思いをするのは自分です。
痛い思いではなく、そこで人生が終わるなんて可能性もあるわけです。

自転車はその手軽さがメリットで利用する人も多いですし、
自分もこれに乗ることを趣味にしています。
自転車が窮屈な乗り物にならないためにも注意して利用したいです。
免許が無くても交通ルールは調べておくことはしておきましょうね。
事故を起こしてから、そんなの知らない、は通用しないんです。

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このページは、cmemberが2013年11月25日 08:32に書いたブログ記事です。

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