自転車ブームの裏で

前回に続き自転車ネタです。

前回のサイクルモードで、自転車の注目度が増していることを
肌で実感したのですが、
これと裏腹に、相変わらずの自転車の走行マナーの悪さが
置き去りになっているのが気になるところです。

以下はほぼ毎日、通勤時間の間に見られる光景です。

車道の逆走。
日本では左側通行なんですが。

中高生に多い二人乗り走行。
しかも後ろは立っていたりします。

ベルやライト、ブレーキなど、安全に走行するのに必要なパートが
欠落したままの走行。
これはピストが悪の対象のように言われていますが
別にピスト自体が悪いわけではありません。
あくまで乗り手の問題ですね。


以前にブログにも書いたのですが、
会社近くの靖国通りでは、時に青信号で歩道を渡っている歩行者の列に
まるで突っ込むような走り方をする自転車通勤者が相変わらずいます。

歩道も同様です。
恐ろしく速いスピードで歩道を駆け抜ける自転車。
どう見ても急ブレーキを掛けて止まれるスピードではありません。
歩行者に追突すれば間違いなく怪我をします。もちろん本人も。
「歩行者にぶつかったときは仕方ない」と考えているのか?
と思うような走り方です。

最近は警察官のみなさんが交差点に立って指導をしているのを
よく見かけるようになりました。
少々遅い、とは思いますが、少しでも事故を減らすには
大目に見ている場合ではない、というほど自転車が増えた証しでしょうか。

どちらにしても、被害者にも加害者にもなりたくありません。
改めて自転車はれっきとした車両、という意識を持たなければなりません。
昔から自転車を趣味としている者にとって、これらは流行っているから、
と手放しで喜べないところです。

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このページは、cmemberが2011年11月21日 08:34に書いたブログ記事です。

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