身近な鉄子さん

以前にもちょっと記事にしたことがある、
自分が鉄道マニアだったということ。
趣味のメインを占めてはいないものの、もう鉄道の趣味から離れて長いけど
やっぱり鉄道、とりわけ旧国鉄・現JRの車両等は気になる。

少し前のことになるが、ある車両がホームに停車していた。
その車両はかつて総武線快速や横須賀線で活躍していた
みなさんもお馴染みの113系だ。
濃いめの青とクリーム色のツートーンの車両だ。
現在はE217系という同じ2色の帯を纏ったステンレス車体になっているが、
つい最近まで私の住む地元の各駅停車の車両に使われていたのだ。

その113系も1963年頃に登場し、その後改造や改良を重ねて
首都圏の輸送を担ってきたわけだ。
90年代半ばころからその役目を引き継いだのがE217系。

そしてついに千葉のエリアからもこの113系が姿を消すことになった。

そんな直前の頃。

駅でその車両に乗り、最寄り駅に行くべく乗り込もうとしたら
車両の先頭に人だかりができている。
見れば携帯で車両を撮影している。携帯で撮影している人もいる。
さらに見ると、その中に何人か若い女性も居るのだ。
しかも113を見て涙ぐんでいる・・・・

う〜〜〜む、これが鉄子さんか・・・・

自分の趣味の対象は電気機関車と事業用車なので
通常の営業用車であるこれらはやや興味が薄めだ。

とはいえ、その後もこのような光景は何度か目撃していて、
着実に鉄子さん人口は増えているのかと実感した。

その昔、鉄道が趣味、というと暗い!といわれたものだった。
今では書店に行くと判るが、鉄道のコーナーはすごいことになっている。
こんなに鉄道関連の本が出ているのかと本当に驚く。

ひょっとするともっと近くにも鉄男さん鉄子さんが居るかもしれない。

若い頃、ある広告でこんなキャッチがあったのを思い出した。

「時代なんか、パッと変わる。」

※サントリーの広告。コピーライター秋山晶。

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このページは、cmemberが2011年10月24日 08:39に書いたブログ記事です。

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