たまに、電車の中で読書をします。
最近読んだ本は、
乙一『天帝妖狐』、『ZOO2』、
森見登美彦『太陽の塔』、『四畳半神話大系』、『きつねのはなし』。
ストーリーや文章が気に入ると、同じ著者の本ばかり買ってしまいます。
しかし、ちょっと飽きてきたので、ひさしぶりに今まで読んだことのない著者の本を買いました。
それが、松浦弥太郎『くちぶえサンドイッチ ~松浦弥太郎随筆集~』。
読みやすくてどの話も2ページくらいと短めなので、電車のなかでパラッと読むにはちょうどいいのです。
さらに、どの作品もとても爽やかで清々しいのが特徴。
読むと心地よい気分になれます。
そんなエッセイの中でも、特に印象に残った話は、「手」。
「人に会うということは、その人の心に触れるということ。だから、その手(心)は綺麗でありたい」
といった内容です。
でも、実際そう在ることは難しいですよね。
欲や願望を捨てて、人に優しくできたら。
怒ったり、泣いたり、焦ったりして迷惑をかけずにいられれば。
なんて、タラレバ的妄想は膨らむばかりですが、実際そう上手くはいきません。
いつも、「なんでこんな簡単なことすら出来ないのだろう」と悔やむばかりです。
でも、少しずつでも変わりたいと思います。
こうして、色々なことを教えたり気づかせてくれる。
本っていいものですよね。
キムカルさま。
なんでもかんでも、理想通りに出来てしまったら、人生楽しくないですよ^^
いろいろ悩むから楽しいと思います。
だって人間なんだモン。それでいいです。それが平和です。