以前訪れた韓国ソウル特別市にある清渓川(チョンゲチョン)。
ソウル中心部を流れる小さな川ですが、以前は周辺住民の生活排水が流入する
下水道がわりの川として利用されていました。
さらに時代は移り、暗渠化され打ち捨てられていたそうです。
2000年になり、市民の署名運動などで復元され、
それまでその上に掛かっていた高架道路を取り払い、
河川の清掃や地下水を放流するなどし、河川の復元を果たし、
親水施設も整備して、現在では市民の憩いの場になっています。
私が訪れた時にも涼みに来ている人々で夜の遅い時間にも関わらず
賑わっていました。
ソウルの中心にこのような親水公園のような施設があることに
少々驚きましたが、やはり癒されました。
さて上の写真ですが、先日自転車で深川近辺を通った時のシーンです。
江東区の横十間川親水公園の様子です。
東西線の東陽町と都営新宿線の住吉の中間辺りに、
実はこのような親水公園などを完備した水辺の風景が広がっていたのでした。
日曜日ということもあって散歩する人、ランニングする人、
自転車で散歩する人などなど、思い思いに楽しんでいるようです。
ここを通った時に、先程の清渓川の風景を思い出しました。
近くには小名木川は流れていて、かつて行徳から江戸に塩や物資を運ぶ
重要な水路として活躍していたのでした。
海か川かという違いがあるにせよ、近くに水辺があるというのは、
心にゆとりを与えてくれたり癒してくれる気がします。
家の近所にこんな心を癒してくれる場所があるといいのですけどね。