入江 ガンバレ!

入江陵介選手がローマの世界選手権で200メートル背泳ぎで
銀メダルを獲得しましたね。
自らの世界新を更新したピアソルの記録には少々開きがありましたが、
よく頑張ったと思いますね。
本人としては例の認可されない記録の件があって辛い所だと思いますが、
本当に良く頑張ったと思いますよ。

ボクも高校時代は水泳のアスリートでした。
中学時代に遊びで始めた水泳でしたが、高校で熱い先輩に鍛えられ、
途中何度も部活をやめようと思いましたが、タイムが徐々に上がって行き、
お陰で県内ベスト3には入賞するレベルに行きました。
関東大会にも2年と3年の時に2回連続で出場しました。
(今ではいい思い出になってしまいましたが。)

そんなわけで、テレビでこのレースを見ていて、
興奮している自分に気付いて、少々驚いたのでした。
トップクラスになると、1位、2位でのスパートが結果を左右します。
特に100m、200mあたりはそうです。
当時少しずつタイムが上がってきたボクは、記録を伸ばすため、
一つの目標を立てました。
それは、トップの選手に出来るだけ付いて行き、ラストで
スパートをかけて勝負に持ち込む、ということでした。
今思い返しても、トップの優勝候補の選手にいかに付いて行くか、
付いて行けたところで、どのタイミングでスパートをかけるか、
そんな駆け引きも随分とありました。
この駆け引きには、相手に付いて行くという為に、普段の練習が必須です。
付いて行けなければ、差は当然開いて行きますから。
正に普段の練習がそれを支えたと痛感しました。

そんなことを考えながら・・・
テレビでの最後のターンを越えたあたりの攻防は、
かつてボクが経験したレースの記憶を呼び起こしました。
最近フィジカルな部分で、こんな経験は少ないなんて感じていますが、
あれから三十年以上も経っても、同じ最後の50メートルは
やはり興奮せずにいられませんでした。
体力的に無理でも、どうやらまだアスリート魂だけは忘れていないようです。

鈍ったボクを久しぶりにアスリートに戻らせてくれた入江選手よ、ありがとう。
次に期待していますよ。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2009年8月 3日 09:00に書いたブログ記事です。

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