ボクは麺類が大好きだ。
ラーメン、うどん、蕎麦、パスタ類、ビーフンなどその種類を問わずだ。
その中でもとりわけ、マレーシアやインドネシアの定番麺メニュー、
ミーゴレンが大好きである。
マレー語でミーは麺のことをいい、ゴレンは炒める、揚げるの意味だ。
すなわち、焼きそばのことである。
初めてこれを食したのは、夏休みで行ったマレーシアでのことだった。
甘辛いソースで、一見中華風だが、そこはマレーシア、
中華料理の焼きそばでもなく、日本のソース焼きそばとも違う
エスニックな味で、すぐに気に入ってしまった。
その後、仕事でシンガポールに行ったおり、
昼食で寄ったフードコートで食べた焼きそばもおいしく、
益々ハマってしまったのだ。
そこではフライドヌードルという表記だったので
揚げた麺かと思ったが、出てきたのは正真正銘焼きそばで、
ミーゴレンだったのだ。
上の写真は今年の夏休みに行ったバリ島のミーゴレンで、
いつも寄っているあるお店のもの。
味のポイントは、甘辛いソースとトッピングとしてのっている
バワン・ゴレンという揚げタマネギ。(目玉焼きで隠れているが)
店によってはこれにクルプック・ウダンというエビせんべいが付く。
好みに応じてサンバルという辛いソースを加えていただく。
写真の中で奥にある小皿の赤いのがサンバルだ。
目玉焼きは特別に頼んで付けてもらったものだ。
冬になるとこのミーゴレンが恋しくなる。
都内にも何軒か行きつけの店があるが、どれも美味しい。
厨房のシェフがインドネシアの方なので、本格的だ。
以前このブログでも書いた即席のミーゴレンもある。
時折東南アジアの食材を扱っている店でも入手可能だ。
一度お試しあれ。
ちなみに袋の表記は「Mi Goreng」だ。
あぁ、ミーゴレンがボクを呼んでいる。