こたつ

先日、東京デザイナーズウィークにいってきました。

簡単にいうとデザインプロダクトの見本市。
デザイナ-や企業のインテリア商品やその他小物が世界中から集まります。

インテリアは私が寝食を忘れて没頭できることのひとつです。
ショップめぐりはどんなに遠くても足をのばし、
家の模様替えは一度スイッチが入ると24時間無休で戦いつづけます。

どんどん増えて部屋を侵食していくインテリアアイテムは泣く泣く実家に置き、
そのうち、絶対専用のコレクション部屋をもってやると心に固く決めているのです。

そんな私が悩まされるのは、毎年冬の

“こ・た・つ”

です。

こたつっていいですよね~。入ってみかんなんか食べて、テレビを見ていると
日本人でよかったなぁ…とじんわり心があたたかくなります。

しかし!!

こたつって、洋室に本当に不似合いなんです。

今の私の部屋はペルシャ風の絨毯に、木製のエンジ色のロッカー、鉄製の樹木を模った
巨大オブジェ、緑と青のガラスランプ…。

もうっ!!絶対こたつに似つかわない部屋。

子供時代。毎年冬になると、実家の緑色のペイズリー柄の絨毯と、
同じく緑色の葉に、黄色のレモンがたわわになっている柄の
こたつ布団との組み合わせがも~うイヤでイヤで、

あったかくて気持ちいいこたつに入りたい。
でもあの柄の組み合わせに自分の体を入れたくない。
そのジレンマに苦しんできました。

今はまだ、こたつにぴったりの畳の部屋つきの家には到底住めない身。

あったいこたつはあるけど気に食わない部屋でストレスをためるか
デザイン的には納得しても、みかんもお鍋も味気ない、こたつなしの寒い冬を過ごすか
本格的な冬の到来を前に、本気で悩んでいる南国猫なのでした。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2008年11月 4日 09:00に書いたブログ記事です。

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