はぁ・・・私、結婚を考えています。
高校生の頃から「ジルはいいお母さんになるよ」とか「(友達の中で)一番家庭的」など結婚に向いていると周りは私の結婚に意欲的でしたが、本人としては全然イメージが湧かなくて、それは27歳という適齢期を迎えても変わらなくて・・・。
もちろん周りはバッタバッタと結婚していき、子供を一人といわず二人とか産んだりして自転車の前と後ろの両方に乗せて行動してる友達を横目で見つつ、結婚と聞いても思い浮かべる相手すらいなくて、親からリアルに「お見合いの話があるんだけど・・・」と電話がかかってきても秒殺でお断りしてきた私ですが、今は俄然結婚を考えています。
相手は田村さん(30歳)。下の名前は知りません。
『天国はまだ遠く』瀬尾まいこ著
はい、そうです、得意の妄想です。
実在しない人です。
でも私のハートは田村さんにガッチリ持っていかれちゃったんです!(←表現が古い?)
シーフォース妄想族の頭、本領発揮です!
田村さんは日本海に面した雪深い田舎の集落で、有機農法と養鶏の片手間に『民宿田村』を営む男性です。
性格は大雑把でビートルズとミスチルの違いがわからず、2組とも「きっとラブ&ピースを歌ってる4人組」なんだそうです。
ラブ&ピース以外のことは吉幾三が全部歌っているから大丈夫だそうです。(たぶん吉幾三ファン)
話は聞き上手で、料理も上手くて酒(日本酒)好き。安全運転で大きな体、寒くても裸足。
髪は寝癖だらけで、基本グレーのスウェット上下。むさ苦しい格好なのは「七三分けのスーツより、有機野菜を作ってるっぽいから」らしいです。
趣味は釣りです、海釣り。
大雑把っていうか、おおらか?包容力があるんです。
体の大きい聞き上手が、たまに自分の話してくれたりするとキュンとします。話の端っこに田舎で一人暮らすのは寂しいっていうのが見えたりすると、「あたしが嫁に行くよーっ!!」って熱い気持ちが湧いてくるんです。
はぁ〜、どっかに実在しないかしら。田村さん。
こりゃ、田村探しに能登までいくか!
やっぱり子供は田舎で育てたいなぁ、なーんて妄想が止まらないジルでした。