メモとらないと目もあてられない

先週、制作部のデザイナー「ワンダーズ3号」君が
ブログのネタが切れたのかどうか
自分のネタ帳のことをネタにしてましたね。

デザイナーにとって、実際はネタ帳なんて無いのですが、
日々の仕事の中で、あるいは思いついたとき
頭の中の考えをまとめておくメモ帳やノートというのは
必要なんですね。
頭の中のことなんて消えてしまえば、ハイそれまぁでぇ〜よ。

ネタ帳というよりアイデアのメモ帳というべきかな。

ま、そんな呼称はどうでも良いんですが、
メモを取ることって、制作に関わる人間にとって
非常に大切なことに変わりはありません。

私も携帯に便利なように、小さなメモ帳はいつも持ち歩いて入るんですが、
打ち合わせとゴッチャになっているんで
整理されていない状態が弱点ではあります。

場合によってはコピーも考えたりする場合もあります。

そんなときに携帯電話のメモ帳もよく使ってますね。
コピーだけでなくて、アイデアの考え方が自分でわかる程度に
キーワードだけ羅列するんですが。
そのまま自分のメアドに送信すればいつでも他にも利用できますし。

最近はPDAの導入も考えているんです。
そういえば昔AplleでもNewtonというPDAを発売していたっけ。
AplleではPDAを開発している、なんて噂もあるようですが。

最近、きちんとメモを取るということをしている場面が
減ってきている気がします。
社内でもちょっとした打ち合わせでも筆記用語を持たずに
出席することがありますね。
人間って、そんなに記憶がいつまでも継続して保持できるものではないはず。
個人差はあれど、なかなか詳細に憶えきれるものではないです。

目前のバタバタで、それまで憶えていたことなんて
アッという間に吹き飛んでしまうことって多いはず。
やっぱりメモは必要ですね。

まして、会社帰りの電車の中でふとアイデアが出てくることも
よくあります。そんなときにメモがあれば安心できます。

全てを保存できなくても、思い出すのに結びつく
キーワードがあれば、それを手がかりに芋蔓式に思い出すものです。

円周率などを憶えるのに、その達人が秘密を披露するのを
以前テレビで見たことがありました。
彼は実際にその数字の羅列を憶えているとのでは無いということでした。
関連した数字に結びつくように、自分なりの記憶の方法で
物語を組み立てるように関連づけて憶えるのだそうです。

何となくその時は納得したのですが、
メモもその考え方は応用できると思いました。
細かいことより、頭の中で消えてしまうかも知れないアイデアを、
キーワードで関連づければ、ある程度は記録できそうな気がしています。

ワンダーズ3号君はメモの必要性は今さらいわなくても
もうわかってますよね。
これからも仕事をすればするだけそのページは増えてくることでしょうね。

ただ注意しなければならないのは、目的はメモを取ることではないということ。
メモを取ることで得られる、思考の整理とその発展、
そして頭の中のアイデアを具象化するというのが目的です。
没ったアイデアは将来使えることもあるかも知れないし、
アイデアは使えなくても考え方のプロセスは利用できるかも。

ところで、これに関連してに大事なことは
ワンダーズ4号_etsugo君が言ってること。
「気は持ちよう。根性もなけりゃ務まらんが。。気持ちも大切。」
この気持ちが無い限りどんな仕事でも趣味でも、
決して続かないものです。断言できますよ、これは。

私たちはプロです。
自分の楽しみのために毎日会社にいるわけじゃない。
時には興味のないことにも仕事と言うことで向き合わないといけない。
貪欲に向き合いましょう、仕事には。
メモ取りながらね。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2008年2月25日 09:00に書いたブログ記事です。

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