住所がない!って考えたことはありますか?
私はないです。だって当たり前過ぎて考えが及ばない。
世界には、統一された住所が存在しない国は結構あるようで。
中米のコスタリカの手紙には…
"ティバス墓地から南へ200m、西へ300m、線路を渡った白い二階建ての家"
などと住所の代わりに書かれているそうです。
コスタリカのメイルマン達はこれくらいのアバウトな情報を頼りに配達をするため、
郵便物が届くまで平均で9日かかり全体の5分の1(多過ぎでしょ)は住所不定で届かないとか…
そんなコスタリカにも2年以内に住所システムの導入を目指しているそうですが、
そういった動きに対してノスタルジーが失われることを憂慮する声が聞かれるあたりは
”豊かな海岸”という意味の国名を持つ、のんきでまったりなコスタリカらしいところです。
ちなみに、
コスタ・リカ(Costa Rica)は、正式名称を「コスタ・リカ共和国(República de Costa Rica)」といい、中央アメリカの国である。首都はサンホセ。北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、太平洋とカリブ海に面している。 コスタ・リカは、1948年に世界で始めて憲法の定めるところによって軍隊を廃止した国である。_Wikipediaより
人の心を読めるか、探偵じゃないとね(笑)……と、ベテラン配達員は語るのでした。
我が社なら、『神田警察署から北へ約100m、西へ約80m。半分ガラス張りの7階建てのビル』ですかね?
本文は、COURRIE JAPONがネタ元です。