トレドのカテドラル祭壇の天井(祭壇は修復中で入れませんでした)
同じくトレドのカテドラル。多分併設の美術館
グエル公園の広場の真下。市場の天井
Buenos dias!
いまだ、スペインボケしてます。
旅の思い出をまた少し綴ります。
マドリッドの最新の空港。天井の木にこだわり♪
画像は全て天井です。
作られた年代・場所は、全く違います。
日本にはこんなに天井に凝った装飾をする、文化財は少ないと思うのですがどうでしょう?
もちろん、寺院の屋根の梁やサンの組木の素晴らしさはどこの国にも引けはとりませんけどね。
しかし、美しい
ちゃんと建造(描かれた)された年代とか、説明を聞きましたが忘れました。テヘ
歴史も建築物も疎いので覚えられません。
でもただ美しくて天井に向けてシャッターをきってみました。
アルハンブラ宮殿。側室の部屋
13〜14世紀の建物がこうしてみれるなんて、まず日本にはない。
文化もそうですが、気候・風土の違いを感じました。
教会の中は薄暗い。電気はついてますが必要以上にはありません。
きっと昔は、蝋燭の明かりでは隣の人の表情もよく見えなかったのではないでしょうか?
室内は非常に明かり取りが計算尽くされています。
ミサは毎日午前中に行うので、東側の壁には大きなステンドガラスがはめ込まれ、幻想的で緊張感のある演出が産まれます。
その様式に"ナントカ トランス ナントカ.:.l:*%$ ”って名前がついてたんですけどね〜
文字の読み書きが出来ない土地の人達に、聖書の教えを説く為に非常に効果的な舞台となる訳ですよ。
当時の学問として推奨されていた分野が、哲学と天文学と数学と音楽だったと言われる訳が解る気がしました。
上記の事柄は世界中どこの教会で言える事ですが、スペイン独自の文化として大きく違うのが、9世紀頃からだったかな?怪しいですが、イスラム文化が約700年ほどを、現在のスペイン国土の南半分位を占領していた時代があります。
だから、地続きのヨーロッパの中でも少し異色な文化が花開いているのです。
古い教会(歴史的な建物)は当時モスクだった事が多くみられます。
再びキリスト教が再制服した時、民衆をイスラム教から改宗するため、まずモスクを壊し、キリスト教式の教会に作りなおすことを躍起にやったらしいです。
建物はミックスされた様式で、どちらの宗教観をもっていない多くの日本人は、きっと混乱しますよ
どこに来てるんだっけ
ここから上はキリスト教の時代に付け加えたもの。
ここまでの壁がイスラム教時代に作られた柱。
メスキータ イスラム教の名残
こういった、ミックスされた芸術をDNAに刻まれ、一生目にしていたら、本当に面白いバランス感覚が養われるだろうなーとつくづく思いました。
だって、なんてゆうかスペイン人って変だもん
良くも悪くもね
マドリッド-スペイン広場 Ciao!!
ガイドさんの一言。「この辺は18〜19世紀に出来た物だからツマラナイネ〜」
いやいや、そんなことないっすよそれでもすごいっす