text by 赤様
いよいよサッカーのアジアカップが始まります。オシムジャパンは9日にカタールとの初戦を向えます。もう今から楽しみです。そんな日本代表。もし自分がメンバーを選べるならこんなメンバーが見たい、なんて思うでしょ? なので、僕も選んでみました。ちょっとサッカーオタクっぽいですが、たまにはこういうのもいいでしょう? でも、ただ好きな選手を羅列するのではなく、ちゃんと攻撃と守備とのバランスや、戦い方も踏まえたうえで選んでみました。フォーメーションは、4-3-1-2です。
そのほか、控え選手は以下の通り。
GK 菅野孝憲(横浜FC)、DF 坪井慶介(浦和)、中田浩二(バーゼル)、MF 今野泰幸(東京)、佐藤勇人(千葉)、藤本淳吾(清水)、松井大典(ルマン)、羽生直剛(千葉)、遠藤保仁(大阪)、FW 福田健二(ヌマンシア)、佐藤寿人(広島)、ハーフナーマイク(横浜M)
さて、このメンバーのポイントは・・・
安田理大(ガンバ大阪、U-20日本代表)、水野晃樹(千葉)
この両サイドバックはかなりのキーになります。攻撃力、特にクロスの精度と攻め上がるタイミングを買っての人選です。どちらかというとウィングハーフ的な2人なので、守備の面でどう連携をとるかがカギになりますね。
ロドリコ・タバタ(サントス)
ズバリ! 隠し玉です。26歳。現在ブラジル国籍です。あのペレも在籍したサントスで現在背番号10をつけてプレーするつわものです。ブラジル代表に呼ばれるかもしれないと噂になったほどの逸材ですが、本人は日本代表に呼ばれるなら、祖母の育った日本に国籍を変更してもいいと語っています。
鈴木啓太(浦和)、中村憲剛(川崎)、長谷部誠(浦和)
鈴木を中央にして、トリプルボランチ気味に並びます。その理由はトップ下のロドリゴ・タバタの攻撃力を最大限に生かすため。それには彼の左右に自由に動ける大きなスペースが必要なのです。ロドリゴが動いたら、それに応じて右の中村、左の長谷部が空いたスペースを有効に使います。この2人は、長短、自在にパスが出せますし、ロングシュートも打てます。スペースがあればフォワードを追い越して前にも出ていけます。所属チームではボランチなので、守備の目を摘むことも、バランスを取ることもできます。理想的!
澤昌克(ディポルティボ・ムニシパル)
彼も隠し玉! 24歳。高校卒業と同時にアルゼンチンに渡り、リバープレートのユースチームに入団。その後ペルーに渡り2006年にはリーグで優勝争いを演じたチーム(最終的には4位)ボロネーシというチームに在籍し、44試合に出場12得点をあげました。2007年にはディポルティボ・ムニシパルに移籍。ミッドフィルダー、フォワードと攻めのポジションならどこでもできますが、当たりの強い南米での12得点は立派。だから彼をフォワードで使わない手はないでしょう!
さて、妄想はここまでにして・・・。日本は3連覇がかかっています。やっぱり日本はアジア最強じゃないとね! でも不気味なのが、今回から初めてアジアカップに参加するオーストラリア。ワールドカップでは屈辱的な負け方をしました。だからここはリベンジしかないのです。いや、リベンジという言葉は不適当ですね。日本が本来の力を出して普通に勝つのです! それが普通なのです! それで、いいんです!!!