恋しいバリ島

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久しぶりにバリ島の話です。

以前に書いたことと重複するかも知れませんが、
バリの芸能について。
1993年に初めてバリ島に行き、それ以来その素晴らしさに
感動してもう14年になります。
この写真は、まだ通い始めて2年くらいの時に、街中で見かけた
バリ舞踊のスナップです。
昔のパソコンデータを整理していて出てきた写真です。

yuli.jpg


踊りの名前は「レゴン・ラッサム」。
元々古典からの物語をモチーフにした踊りですが、
その踊りのルーツは、宗教的儀礼が原形になっているということだそうです。
この写真のシーンは、その踊りでも後半の終わりに近い部分で、
主人公のラッサム王が戦いに出掛けるところを、怪鳥(ガルーダ)に行く手を阻まれる、
というところのシーンといわれています。
この踊り手を「チョンドン」といって、宮廷の侍女、女官役の踊り手ですが、
バリ舞踊の場合、時として別の登場人物に差し換わったりすることもあります。

この衣装、綺麗ですね。
普段は観光客が目にするのは、現地の集会場やホテルなどで行われる
観光向けの公演なのですが、夜間に行われることが多くて、
照明があるとはいえ、やはり明るさが足りなくて
衣装の発色はあまり良くないことが多いんです。
この写真は、たまたま通りかかったところで、放送局の取材があったらしく
その収録のために演じられていたようでした。
日没の少し前の時間でしたが、まだまだ明るくて、
衣装の色の鮮やかさは、夜の公演とは全く別物でした。

色の組み合わせも素晴らしいと思います。

この季節になると、バリ島が恋しくなります。

コメント(1)

はじめまして。
サンキャッチャーを販売しているサイトです。
バリ島をモチーフにしたストラップを新しく製作したのですが、こちらの写真がとっても素敵で、もしよろしければイメージ写真として使わせていただけないでしょうか?
踊り手の女の子もすごくかわいいし、衣装も鮮やかでバリの雰囲気を伝えるのにぴったりだなあと思います。
お返事お待ちしております。よろしくお願いします。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2007年6月18日 09:00に書いたブログ記事です。

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