そろそろ関東でも梅雨入り間近ですね。
このところ大気が不安定で、この週末も各地で大雨に見舞われたようです。
何十年も生きていると(ちょっと表現が大袈裟ですが)、
やはり最近の気候は昔に比べると変わってきたように感じます。
単に異常気象だけじゃない気がしてます。
ひょっとすると忙しさに紛れて季節の移り変わりに
少々鈍感になっているのかも知れません。
それでも今年もいつものように本格的な夏が来るんですよね。
子供の頃は夏という季節が大好きでした。
暑いというよりも、アクティブなイメージが強く残っています。
自転車でのサイクリング。林間学校。それにキャンプ。
海無し県で育った私には、家族と行く海水浴は年間大賞級の
楽しさいっぱいのイベントでした。
中学になればクラブ活動で水泳で夏を過ごしました。
高校も中学と同じ部活動でその大半を過ごし、
部活のないときは、バイクに乗り近郊のツーリングに出掛けました。
そんなわけで、夏といえばやはり活動のピークだった気がします。
だから梅雨は嫌いでした。早く夏が来ればいいのにと、
毎年この頃になると夏の到来する期待感でいっぱいでした。
都会にいるとこんな夏の楽しさが半減してしまうような気がしています。
森に入ると涼しい、ということさえ、体験するのも限定されてしまいます。
早朝は意外と涼しいとか、夕立の後の涼風とか、
ビルに囲まれてそこにおさまっていると、つい忘れてしまいます。
最近は暑さにすっかり弱くなった感が自分ではありますが、
この夏は、こんな夏をもう少し感じたいと思っています。
今まで忘れていたものを取り戻そうかと。