text and photo by 赤様(大阪世界陸上を勝手に盛り上げよう委員会会長)
5月27日、行われた東京ストリート陸上。
以前、このブログでも紹介したイベントですが、
会場は、各報道機関が伝えた通り大盛況でした。
ひとまず、イベントそのものは成功だったと言えるでしょう。
会場の雰囲気は重要なものですし、
それこそが、今の陸上の大会に最も欠けているものだからです。
会場の一角で観戦した僕にとっても、
それは興味深いものだったし楽しいものでした。
「おーーーー」という観衆の驚きの声や「わーーーー」という歓声が溢れていました。
だが、本当の意味でこのイベントの成否の判断が出来るのは、
これからです。
たくさんの観客がスタジアムに詰めかけたり、
陸上の話題がマスコミや世間で増えたり、
子供たちが陸上競技を始めて競技人口が増えたり、
ということに懸かっているからです。
だが、そんなことは一朝一夕でできるものではありません。
これを機に、このような活動をどんどん続けてほしいと思いました。
聞けば、陸上の現役選手が、こういうイベントを開くのは、
世界的にみても前例がないそうです。
しかし、今や、野球選手もサッカー選手も、
アマチュアや少年向けに○○教室を開く時代です。
今後も陸上界の風雲児、為末大に期待大!