暖冬ですが、心が温まる映画です。

年末も押し迫って、公私ともに忙しい日が続いています。
さて今日は
数時間で気分転換にもってこいの私の趣味のひとつ、韓国映画の話です。
で、最近見た中でのおすすめをちょっと紹介しましょう。

「僕が9歳だったころ」
原題:「9歳の人生」 製作:2004年
監督:ユン・イノ 出演:キム・ソク、イ・セヨンほか
公式サイト:http://www.boku9.com/

韓国の国民的ベストセラー小説「9歳の人生」が原作だそうです。
韓国の田舎町を舞台に、9歳の心優しい少年が、
さまざまな困難に直面しながら成長していく人間ドラマ的な映画。
その少年の、ソウルから転校してきた勝気な女の子への淡い恋が、ストーリーの中心です。
監督のユン・イノは、韓国では家族の関係を撮り続けてきた新鋭の監督だそうです。
主演している二人、キム・ソクとイ・セヨン以外の子役のほとんどは、演技歴は無いけど、
監督自ら子供たちと信頼関係を築きながら自然な演技をしています。
この辺りは、DVDの中のメイキングでも紹介されています。
随所に見られる戦争ゴッコ、ビー玉遊び、森の中の秘密基地などは、
舞台となった70年代当時の光景をさらに印象的にしています。
この光景の趣は、韓国も日本も同じような感じですね。
ここでの友情や家族への愛のシーンも涙を誘ってしまいます。
久しぶりにジ〜ンと来てしまった映画でした。

もう一本。

「春が来れば」
原題:「花咲く春が来れば」 製作:2004年
監督:リュ・ジャンハ
出演:チェ・ミンシク、キム・ホジョン、チャン・シニョン、キム・ガンウほか
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/springtime/site/
「オールド・ボーイ」や「親切なクムジャさん」、「酔画仙」でお馴染みの
演技の達人チェ・ミンシク主演の映画です。
この中でチェ・ミンシクは交響楽団に入って名声を得るのが夢の演奏家を演じていますが、
その夢もままらないまま、ソウルから遠く離れた田舎の炭坑の町で、
中学の吹奏楽部の指導をするという仕事に就きます。
そこでの中学生と地元の人たちとの暖かさに触れて、自身が成長していくという物語です。
こちらは涙と言うよりは心温まるストーリーですね。
優しい気持ちになります。

興味のある方はぜひ。どちらも本当におすすめです。

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このページは、cforceが2006年12月18日 09:00に書いたブログ記事です。

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