自転車は車両です

今回は自転車のこと。といっても、前のようなハードウエアとしての、あるいは趣味としての話ではない。
先日のことだが、道路を歩いていてとてもヒヤリとした。
信号待ちをしようと、横断歩道の前の方に行こうとした瞬間、目の前のほんの20センチ位前を自転車がものすごいスピードで横切っていったからだ。タイミングが悪ければ、衝突していただろうが、何よりも怖かったのは、あのスピードで当たっていたらかなりのケガをしていたんではないだろうかということ。最近では歩行者と衝突して、場合によっては死傷事故になっているケースもあるとテレビのニュースで見たことがある。

免許証を持っている方なら当然ご存知と思うが、自転車は道路上では立派な車両である。車両であるから、普通は歩道を走ることはできない。都内のほとんどの道路は、歩道を自転車が走っているが、実はたいていの場合は「自転車通行可」という標識で自転車の走行が特別に認められている、ということに過ぎない。
そこを勘違いすると間違いのもとである。

車両である自転車はあくまで車両で、歩道上特別に認められた場合を除いて、歩行者に注意を払って走行しなければならない、ということになる。
だからベルを鳴らして、まるで歩行者を蹴散らすような走り方は言語道断で、万一歩行者に過失が無くてぶつかるなどしてケガをさせると、立派な交通事故成立になる。

よく「下駄がわり」などといって、自転車を気軽に使用する表現をするが、気軽に使えるからとても重宝する。免許証も要らないし。でも、一歩間違うと重大なことになることを肝に銘じておきたい。と同時に、歩行者としての立場の場合、歩道だから安全と過信する無かれである。

運転免許を持たなくても、生活する上で必要だし、道交法改正は駐車に関することだけではないので、ホームページで確認しておきたい。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2006年6月 5日 09:00に書いたブログ記事です。

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