習うより慣れろ    by こじこじ

みなさま、あけましておめでとうございます。
少々出遅れたご挨拶ですが、今年初めての私のコメントです。

このブログの始めの頃、韓国映画にはまった話を書いたが、最近面白いことに気付いた。何本も見ているうちに、韓国語が何となく分かってきたことだ。もちろんネイティブと会話ができるほど理解はしていないし、できもしないんだけど、新作映画を見ていても、字幕無しでも分かることが多くなった。さらには、以前見ていた映画を見直してみることが時々あるが、初めて見た頃はほとんど分からなかったり、聴き取れなかった言葉が、妙に耳に入ってきたりするのだ。
語学はよく「習うより慣れろ」という。これは完全ではないにしても、大方当たっているんじゃないだろうか。会話するという「実践」が大切な語学は、特にその感が強いように思う。
実はこれは仕事にも当てはまるのだ。
アタマで何度検証しても、上手く段取りをつけたつもりでも、実際は上手くいかないことは必ず大なり小なりあるものだ。むしろ実践を踏むことで、強烈な印象を刻みつけて、スキルアップが図れることの方が多いというのが、私の体験から得た「結果」だ。
物事を始める前に予想できるだけの準備を周到にすることも大切だが、過去の経験を生かした実体験から得た事も含めて、それに加味してゆく作業を自分の中ですることで、起こり得るアクシデントは減らすことができる。そんな体験を繰り返すことで、更にその精度は上がってゆく。
経験第一主義でも不足だし、机上の空論だけでも物事は上手くいかない。そして失敗を恐れない。失敗のしっぱなしではなく、次につなげる。このプロセスが大切だと確信してる。
そうすることで、始めは見えていなかったことが、きっと見えてくるだろう。
そして語学と同じように、更に重要なことは、「継続すること」だ。
今年初めてのこじこじのブログ、このことを肝に銘じてこの一年を始めたいと思う。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2006年1月16日 13:30に書いたブログ記事です。

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