Jリーグ誕生前

text by 赤様

Jリーグが誕生してから30年が経ちました。
時の流れははやいですね。

Jリーグが出来るまでは、
日本サッカーリーグ(以下JSL)という
アマチュアのリーグがありました。

今でさえ、大勢の観客が入っていますし、
有名選手も多いですし、
日本代表戦もかなり盛り上がります。

でも当時は、
サッカーもマイナースポーツのひとつにすぎませんでした。
スポーツ新聞の記事は隅の方に小さく、
テレビ放送も全然ありませんでした。

僕は、Jリーグ誕生直前の日本代表戦を、
国立競技場で見ましたが、
1000人もいないんじゃないか、
と思われるほどスタンドはガラッガラでした。
JSLの試合も淋しいかぎりでした。

警告の累積で出場停止になった選手が、
スタンドで応援団と一緒に応援している、
なんて光景もあったそうです。

あのラモスさんも出場停止中にスタンドで応援して、
そこにサンバのリズムを持ち込んだところから、
読売クラブ(現東京ヴェルディ)の応援は
サンバを基調にするようになったとか。

でも、一番僕が印象に残っているのは、
明石家さんまさんです。

どういうキャンペーンを行っても、
競技場にお客さんが来なかったJSLは、
サッカー好きで知られる明石家さんまさんに協力を依頼します。
そして、彼が上半身裸になったポスターをつくります。

  頼むさかい、
  日本サッカーリーグの選手らに
  満員の国立競技場で、プレイさせてやってや。
    ファン代表/明石家さんま

というメッセージを添えて。

結果、満員にはなりませんでしたが、
4万人もの観客が国立競技場にかけつけました。

日本にプロのサッカーが根付くのか、
と言われた時期もありましたが、
Jリーグは蓋を開けてみれば、
チケットが手に入らないほどの人気の時期もありました。
この成長曲線はすごいと思います。

当時の川淵チェアマンをはじめとしたサッカー協会の熱量は、
新しいことを始める多くの人の希望になったのではないかと、
思います。



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このページは、cmemberが2023年5月19日 09:00に書いたブログ記事です。

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