text by 赤様
先日行われた大阪国際女子マラソン。
今回そのスポンサーのひとつがHOKAだった。
HOKAは最近注目されているシューズメーカーだが、
その広告がかなり際立っていて驚いた。
この大会は、
オリンピックを狙うエリート選手が多く出場する大会だが、
3時間7分というタイムをクリアした女性は、
誰でも出場できる。
ランニングを趣味としている女性には憧れの大会で、
彼女らは日々ここに立つために練習を重ねている。
HOKAはそこに目をつけた。
トップ選手を選ばず、
普通に働いている一般人の彼女らを広告に起用した。
各ランナーの住まいや職場の最寄り駅に、
そのランナーのポスターを貼った。
地元からの応援が力になるはず、と考えたからだ。
先日行われた大阪国際女子マラソン。
今回そのスポンサーのひとつがHOKAだった。
HOKAは最近注目されているシューズメーカーだが、
その広告がかなり際立っていて驚いた。
この大会は、
オリンピックを狙うエリート選手が多く出場する大会だが、
3時間7分というタイムをクリアした女性は、
誰でも出場できる。
ランニングを趣味としている女性には憧れの大会で、
彼女らは日々ここに立つために練習を重ねている。
HOKAはそこに目をつけた。
トップ選手を選ばず、
普通に働いている一般人の彼女らを広告に起用した。
各ランナーの住まいや職場の最寄り駅に、
そのランナーのポスターを貼った。
地元からの応援が力になるはず、と考えたからだ。
また、大阪の大きなターミナルには、
全てのランナー(250人分)の顔写真を載せた広告を展開。
当日には、
各ランナーに1本ずつ名前が書かれたノボリが用意され、
沿道に立てられた。
川内優輝選手は「こんなのは初めて見ました」と語る。
各ランナーに1本ずつ名前が書かれたノボリが用意され、
沿道に立てられた。
川内優輝選手は「こんなのは初めて見ました」と語る。
この大会は参加基準のタイムが厳しいがゆえに、
ランナーにとっては出場することがステイタスになっている。
またレース後には、
高級ホテルでのレセプションに参加できるなど、
他の大会とは待遇がまるで違う。
今回この広告で、
さらに多くのランナーの心を掴んだのではないかと思う。
というのも、
エリート選手でもこんな取り上げ方は、なかなかされないからだ。
今、多くの大会で、
出場希望者の減少が顕著である。
ランナーの心をくすぐるアイディアが、
それぞれの大会で生まれてくると
人気も再び盛り上がってくるのではないだろうか。