ラリージャパンが気になった

text by 赤様

先日、ラリージャパンが行われた。
日本では12年ぶりの開催なのだそうだ。

僕はモータースポーツファンではないので、
詳しいことは、その筋の人に聞いてほしいのだが、
とても気になるシーンがいくつかあったのでそれを紹介する。

週末、その中継を見ていたのだが、
ラリーに出走する車(ラリーカー)に
若葉マークがついているのを見つけた。

ドライバーは、
人間技とは思えぬテクニックの持ち主なはずなのに、
なぜ初心者を匂わせるマークがついているのか?
と不思議に思ったのだ。

聞くところによると、
ドライバーの多くは国際免許を持っている。
しかし、国によっては、
国際免許が発行されない国があるのだという。
その場合、ラリーが開催される国の教習所に行って、
その国の免許を取らなければならず、
免許取りたてのドライバーは、
そのマークが必須なのだとか。
ラリードライバーに若葉マークとは、なんとも微笑ましい。

もうひとつ気になったのは、
ラリーカーが信号待ちをしていたことだ。

ラリーは公道で行われる。
「スペシャルステージ」と呼ばれる区間で
タイムトライアルを行い、
その速さで順位を競う。

ただ、スペシャルステージの間には、
リエゾンと呼ばれる移動区間があり、
その区間もちゃんと走らないと完走したことにはならない。

そのリエゾンは、
その国の交通法規を守らなければならず、
一般車と一緒に街中を走るのだ。

そこには信号待ちもあれば、渋滞にハマることもある。
ついアクセルを踏み過ぎてスピード違反になることも、
ラリーで傷ついて車両不整備で警察に止められることも、
過去にあったのだという。

そんな逸話を聞くと、なんだか滑稽で、
ちょっと親近感が湧いてきた。
次回は現場で見てみたいと思うようになった。



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このページは、cmemberが2022年11月18日 09:00に書いたブログ記事です。

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