Qです。3回目にして隔週ブログの大変さを感じています!
少し前、(ほんとに前ですよ...!)、
ミュージカル『パレード』を観劇しました。
舞台は南北戦争終結から半世紀後のアメリカ アトランタ。
1913年に起きた冤罪事件がモデルとなったお話です。
工場で働いていた1人の白人の女の子が殺害され、
容疑者として挙がったのは、黒人の夜警とユダヤ人の工場長(主人公)。
戦争後も続く 地域間、人種間の妬み嫉みや恨みによる軋轢。
保身や地位の盤石化のための思惑と過熱する報道。
主人公がどんどん追い込まれていく展開に、差別意識や大衆社会の怖さがありました。
皮肉にも、事件がきっかけで歩み寄れた主人公夫婦のピクニックシーンは
獄中であることを忘れてしまうほど穏やかで優しいシーンでしたが・・・。
物語(事件)の顛末が気になる方は、ネットで調べてみてください。
ただし、センセーショナルな写真も出てくるので注意です。(ここには載せません)
ここ数年、国内でも国外でも不安定なことが起こっていて、
SNSでは行き過ぎたメッセージも飛び交っています。
当時はそういう時代だったからとは言えそうにありません。
良い出来事も不安定な出来事も同じく人から生じます。
甥っ子がうまれてから、せめて甥っ子の孫世代までは
「本当に困ったときは社会が味方になってくれる」と信じてもらえるよう
今の世代から少しでも良くなる動きをしていきたいです!
この時期に観れて良かった作品でした。
(次回はもっと軽い話題ができれば!ネタはまだありません!)