こんにちは、わからんです。
上野と言えば何を思い浮かべますか?
上野駅、上野動物園、西郷隆盛の像などでしょうか。
大仏があることをご存知でしょうか。
上野公園何の高台にある『東叡山寛永寺』というお寺にあるんです。
1961年に越後村上藩主、堀直寄が戦乱に倒れた敵味方の冥福を祈るために漆喰の釈迦如来坐像を建立。1955年〜1960年に高さ6メートルの銅像に改められたようです。
その後地震や火災などの災難に見舞われ、大正12年の関東大震災で顔が落ちてしまったそうです。
再建の計画もあったようですが、第二次世界大戦での軍事金属資源として顔面部以外の頭部や胴体は提供されて顔面部のみが保管されていました。
そして、1972年(昭和47年)に顔面部のレリーフとして旧跡に安置され、今の姿となったそうです。
このような状態なので『これ以上落ちない合格祈願の大仏』として信仰を集めているようです。
このような姿の大仏はなかなか見られないので、上野に立ち寄った際に足を運んでみてはいかがでしょうか。