人間は考える葦である
フランスの思想家 B.パスカルの『パンセ』のなかの言葉。
私にとっては、高校の世界史の先生の言葉。
数十年も前に、耳にしただけの言葉。まつわる思い出もインパクトに残るものも無い記憶。
それでも、何げ無い時、特に考えるでもなく、頭の中にぽっつり浮かんできます。
私なりの解釈は、
人間は自然の前ではちっぽけな存在だけど、考える事は出来る。
葦と足がかかってるんだっけー?
考えて歩けるって事だったかな?
そこで、記憶の回路は途切れてしまいます。
※きちんと知りたい方はググってください
この言葉が、とてもいい言葉だとか、真理をついた名言だとかが言いたいのではないのです。
何げ無い一言が、数十年の時を経てもまだ記憶に残ってる事に、頭に浮かぶ度にびっくりします。
そして無意識に繰り返し反芻する。
ごちゃごちゃしてた、頭の中がリセットされ、肩の力が抜けます。
凄い呪縛(?笑)だと思いませんか?
多感な学生時代で、タイミングが良かっただけなのに、言葉が染みついて思考させられる。
当時の先生の術中にまんまと陥っている。してやられてる訳ですよ。
だからと言って腹を立ててる訳でも無く、只々言葉って凄いなぁ、伝えるって凄いなぁと毎度思うのです。
自分が誰かに、素敵な言葉を伝えられそうも無いけど、悪い言葉は残りません様にと願うばかりです。
伝えるって難しいと日々痛感します(。-_-。)
今、自分の中で重要な課題としている事が
「言葉にする。対話をして話してもらう。」です。