昨今、新型コロナウイルスの流行で
よく聞くようになった「武漢」という地名。お恥ずかしながら、武漢市がどこにあるのか
ニュースになるまで知らなかったのですが、
中国中央部の、さらに湖北省の中部に位置し、
とても大きな都市だそうです。
その中で気になったのが、
武漢には中国五大麺に数えられる
「熱乾麺」(ねつかんめん)という麺料理があり、
朝食などで食べるのだそう。
熱乾麺について
中国五大麺というのも初めて知ったのですが、
坦々麺やジャージャー麺は日本でもおなじみですね!
他にも刀削麺は近年お店も増えてきましたが
熱乾麺は、というと...
なんと都内では銀座駅と尾久駅(北区)付近に
熱乾麺を出しているお店があるとのこと!
ということで、インターネットの情報の
見よう見まねで「熱乾麺」を
自宅で作ってみました!
本物を食べたことがないので
あくまでこんな感じかな?という程度なんですが
その模様を今回は書きたいと思います。
まずは材料
一番特徴的なのは「芝麻醤」という調味料です。
(ジーマージャン、と読みます)
これはいわゆる練りゴマに油が混ぜてあるもので
辛味は一切ありません。
坦々麺などにもよく使われるそうです。
なければ練りゴマで対応できるとのことですが
運良く近所で手に入ったので今回はこちらを使っていきます。
下準備として
トッピングのための
キュウリやパクチー、ザーサイを細かく切っておきます。
個人的に辛いトッピングも欲しいなと思い、
次にお肉を炒めます。
今回は鳥のひき肉を
芝麻醤・鶏がらスープ・胡椒・
購入した麻辣醤で炒めました。
というわけでトッピングはこんな感じ
次に麺です。
今回麺は太めのものを購入しました。
元来、熱乾麺は一度茹でた麺を油をまぶして
一晩乾かし、食べる直前に熱湯をくぐらせるというもの。
とりあえず短めに3~4分ほど茹でた麺を湯ぎりし
ごま油で和えます。
乾かす、というのをどう再現するか悩んだのですが
苦肉の策でドライヤーを使いました(笑)
冷風でまんべんなく風を当てて
麺の表面に粘り気が出てきたので
再び30秒ほど熱湯に投入しました。
湯ぎりをし、
再びごま油・芝麻醤・胡椒・醤油で味をつけます。
そして完成したのがこちら
なんだか冷やし中華みたいになってしまいました(汗)
いざ実食...
......あっ!結構おいしい!
芝麻醤の白ごまの味はとても濃厚なんですが、
ザーサイと辛い味付けのお肉があることによって
くどくならず、とても箸が進みます。
なんとなく麺もモチモチしている感じがしました。
個人的にパクチーが好きなので今回は入れてみましたが
ネギだけでも十分な薬味でした。
ザーサイや漬物は必ず入れるべき、とネットには
書いてあったのですが、
なるほどな~という感じでした(笑)
昨年はビャンビャン麺がブームになり
東京にも複数お店ができましたが
熱乾麺を出すお店も今後増えて欲しいな...
今回は見よう見まねで再現してみましたが
いつか本物の熱乾麺を食べてみたいな...と思う
マッチ棒でした。
マッチ棒