春先に参加したジビエのイベントに、
先日も参加してきました。
今回はウリ坊(イノシシの子供)とヌートリアですよ!
とお知らせがあったのですが、
ヌートリアという生き物を知らず、
調べてみたら、なんと南アメリカ原産の
大きいサイズのネズミのような生き物...????!!!
(苦手な方もいらっしゃると思うので、リンクで失礼します)
こんな動物がどうして日本にいるの?と疑問だったのですが、
日本では、戦時中陸軍向けの毛皮採取を目的として導入され、
第二次世界大戦終戦後~50年代の毛皮ブーム終焉で
需要が激減したことに伴い、
飼育されていた個体の多くが野外に放逐されたのだとか。
現在は西日本に多く生息し侵略的外来種に指定されているそうです。
マッチ棒は東北出身なので、どおりで見たことないわけでした。
そんなマッチ棒、試みたのは
「朴葉焼き」でした。(朴葉味噌ともいいます)
飛騨高山の名物で、七輪などの上に朴の木の葉っぱを置き、
その上でお味噌と肉やキノコを一緒に焼いていただきます。
マッチ棒は今まで朴葉焼きを食べたことがなかったので
(それに今後もなかなか食べる機会がなさそうだし)
挑戦してみるか...と決意...
一番驚いたのは普通に朴葉が流通しているということでした。
今回は有楽町にある富澤商店さんで購入しました。
自宅でも練習したのですが、苦戦したのがお味噌でした。
なにぶん本物を食べたことがないのでどうしたものか...と
試行錯誤しました。
そんなわけで当日...
並べられたお肉がこんな感じ
ちなみに右側奥にあるのが噂のヌートリア
(足の爪がとても長かった!!)
マッチ棒の班はうりぼうのお肉をいただきました。
葉っぱは軽く拭いて水にさらしましょうとのこと
(お肉、舞茸、ネギ、味噌はお肉の下に)
こんな感じかな?と焼いていると
会場にいた方に「これは料理酒が進みそうですね...」と話しかけていただきました
(会場は飲酒禁止でしたので、あくまで"料理酒"を味見)
葉っぱはどこで手に入れたのかという話になり、
購入したという話をしたら
「わざわざ買わなくてもその辺に落ちてますよ~!」とのこと
(こんな大きな葉っぱ街中に落ちていたかな...?)
そんな感じでなんとか完成し好評のうちに終了しました。
本来は七輪で牛肉やお魚、おにぎりなんかを焼くと聞いたので
そのうち本物が食べてみたいマッチ棒でした。
ちなみにヌートリア、脂ののった鶏肉って感じでした
うさぎに似ているそうです
そうなんだ...
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるなあと
改めて思いました。
マッチ棒