先日学生時代の友人に誘われ、いわゆる最近流行の
ジビエのイベントに参加してきました。「瓜坊*と鹿をさばいて料理をして食べよう」
という趣旨のイベントで、
(*瓜坊は生後半年以内のイノシシの子供)前もってFacebookにて参加予定にチェックを入れ、
指定された公共施設の調理室に
当日集合し、用意された肉をさばきそれぞれ
好きな料理を作って試食し合うという内容。
今回は血抜き済み・骨がついたままの瓜坊と鹿のお肉が用意され、包丁を使い分けながら骨に沿ってさばいていきます。
(こういった写真が苦手な方、すみません...)
趣味で狩猟をやっている方が多く集まったこともあり、(中には料理ではなく解体の体験メインで参加した方もいたため)
全く苦労することなく美しくさばかれた鹿のモモ肉をGET ...!
(いいのかな?)
鹿のモモ肉は繊維質が細かく一番柔らかい部位なのだそうです。
お肉を難なくもらったものの、マッチ棒はスパイスや料理の
レパートリーに乏しいため、普段のおかずと同じようなものを
作ることにしました。
材料はこんな感じ
会場にあったもの
片栗粉/オイスターソース/塩コショウ/ニンニク
購入した材料
ピーマン/パプリカ/エリンギ/長ネギ
持ち込んだもの
八角/麻辣ピーナッツ/鷹の爪/食べるラー油
(いずれも肉のハナマサに売っています)
この肉のハナマサに売っている麻辣ピーナッツ、唐辛子と粒山椒が入っていて
普通に食べてもとても美味しいのですが、
お肉と野菜と炒めると大体美味しいものが
出来上がるという、魔法のような(?)アイテムです。こうした狩猟のお肉で一番気になるのは独特の匂いだと思うのですが、
辛い味付けにしてしまえばクリアできるのではないかという
安直な考えで調理をスタート。
(なお鹿肉を切るのはこの日が初めてで、
触った感じは牛肉に近い印象でした)
①ピーマンとパプリカ→多めの油を入れたフライパンで素揚げ
②お肉→一口大に切って塩コショウと片栗粉をまぶしてさっきのフライパンで簡単に揚げる
(あとでまた炒めるので完全に火を通さくても平気)
③エリンギとネギ→一口大に切ってニンニクと唐辛子と一緒にを炒める
④エリンギとネギに大体火が通ったら最初のピーマンとパプリカとお肉を入れて、八角、麻辣ピーナッツ、
鷹の爪、食べるラー油、オイスターソースを入れて炒める
お肉に火が通ったら完成(こんな感じ)
(いわゆる中華風の炒め物でしょうか...)
自分が作ったものを初めてお会いした方々に食べていただく、
という機会は初めてで
とても不安でしたが、無事完食していただきました!(匂いの点もクリアできたかなと思います)おいしい!と言っていただけてとても嬉しかったです。
(普段はスーパーで手に入るお肉でやっているので、辛さを調節しながら
ぜひお試しいただけたらと思います。
過程で肉を揚げたり、ピーマンを素揚げしなくても十分美味しくできます)
マッチ棒が作ったのはこの一品だけでしたが、参加した方々は
瓜坊のお肉を挽肉にしてハンバーグを作ったり、他にも鹿肉のローストステーキや
スパイスカレーやシチュー、ビリヤニ(南インドの炊き込みご飯)、猪汁、カツ、
リゾット、角煮など様々なお料理を試食させていただきました。
(字に起こしてもハイレベル...)
こうしたイベント、実は結構開催されているようで
参加者の自己紹介タイムでは自身が主催しているイベントの告知を
される方も多く見受けられました。
まだまだ自分には知らない世界がたくさんあるのだな、と思いつつ
機会があればまた参加してみたいと思います。
マッチ棒