生まれた年が同じスカイラインという車

今回は車の話だ。
少し前に、部屋の整理をしていたら、随分前の写真やら、車のカタログやらが出てきた。
カタログは日産の「スカイライン」が多くて、この車は高校時代から特別好きな車だったから。
それに、この世に登場したのが、同じ年だったというのも偶然ではないかも。
昔を懐かしみつつ、やっぱり気になったのが、この車、スカイラインGT-Rだ。通称「ケンメリGT-R」(KPGC110型)

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復刻版カタログより

「スカイラインGT-R」という車は、過去に何台か生産販売されてきたが、日本のモータースポーツを語る上で重要な車であった。
GT-R以外でも、ケンメリスカイラインは当時かなり売れたそうだ。それは販売していた期間が一番長いことでもわかる。
現行のGT-Rは「スカイライン」ではなく、日産の「GT-R」になってしまい、さらにモンスターとも言える性能もさることながら、
車は性能だよ!と言い切れるような世の中の流れとは逆行したようなエンスージアストたちにとって、気になる存在になっているんだろうな。

そんな「スカイラインGT-R」の中でも、異色な存在がこの「ケンメリGT-R」だろう。登場した当時は僕は高校生だった。
他のGT-Rがレースでの成績を残してきた中で、満足にレースに出たことのないGT-Rなのだ。
しかも噂では、生産台数が200台を切って197台と言われている。


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上の写真はおそらく20年ほど前のイベントで撮影したものかと思うが、やはり、来場者たちの注目を受ける一台だった。
当時、程度の良いもので、300万円前後だったかと思う。
当然自分が購入する候補に入るはずもなく、ただただ眺めてため息をつきながら過ごしたひと時だった。

時は移り・・・
今年の1月に開催された「東京オートサロン 2019」の開催初日に
「東京オートサロン・オークション with BH Auction」というイベントがあったそうだ。
ここに走行距離も少なく、塗装以外の補修もないという非常に程度の良い赤のGT-Rが出品されたらしい。
主催しているオークションのサイトで公開された予想落札価格は、なんと7500万~1億500万円だった!
そういえば、「スカイラインGT-R」は中古でさえ海外でも人気が高いという。

1973年の車だから、既に46年!
希少車であることもあるだろうけど、この価格は驚きだった。
現行のモンスターとも言えるGT-Rは、NISMOもでるで新車価格は1800万円台。
中古でもあまり変わらないというのもなかなかだ。
とはいえ、新車状態に近いケンメリよりはお安めとは。

もう、こうなると一般的な常識なんて吹き飛んでしまうような気がしてくる。

価格というのは、適正な価格にプラス情熱(「思い」と言っても良いかも)が加わって成立するものも多々あるんだと痛感する。
情熱はいろんなものを大きく動かす原動力なんだな。

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このページは、cmemberが2019年3月11日 09:00に書いたブログ記事です。

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