いきなりですが、このラーメン。有名ですね。
群馬県前橋市出身のメーカーの、即席麺の王様です。
このシリーズが出たのは1966年だそうで、当時私はまだ小学生でした。初めはしょうゆ味でスタートし、遅れること2年の1968年にこの「みそラーメン」が登場します。
札幌ラーメンがあるんだ!とこの頃知り、即席麺が好きだった自分は、とても気になり、
母に頼んで買ってもらい食べたのを記憶しています。
なんて美味いんだ!ってね。
ちなみに、即席麺で初めて乾燥刻み葱を入れたのは、このシリーズだったと記憶しています。
しょうゆ味ばかりだった中華そばの中で育った自分にとって、このみそ味は衝撃でした。
いつか札幌でラーメンが食べたい! そう思うのでした。
高校の修学旅行。北海道か九州かのどちらかを選べと、生徒へのアンケートありました。
ええ、もちろん北海道と答えましたよ。
しかしながら、投票の結果決まったのは九州でした。チャンスは見事に打ち砕かれました。
しかしながら、熊本に滞在中の夜の自由時間に、街に出て熊本ラーメンを食べましたけどね。
これはこれでまたもや衝撃でした。
地方でラーメンのスタイルや味は大きく変わるという新たな発見だったわけです。
そんな頃でしょうか。故郷の町の中にも徐々に「札幌ラーメン」を掲げるラーメン店が増えていきます。
当時はそういうものだと受け身で流されていましたが、
どこかでこれが本当の札幌ラーメンなのかどうか?知る由もありません。
なにしろ札幌で食べたことがないんですから。
そしてまた月日は流れ・・・・
ついにやってきました。
新婚旅行で北海道を自転車で回る、という話です。
1週間ほどの行程で、最終日は札幌でラーメンを食べよう!と。
妻も大賛成。じゃぁ、行くしかないです。
というわけで、30歳になって本場の札幌ラーメンを食べることに。
当時の旅行ガイドブックで、目ぼしい店をピックアップ、ラーメン横丁などもリサーチ。
店の名前は記録してありませんでしたが、曖昧な記憶では、
おそらく「龍鳳」でしょうゆラーメン、「味の三平」で味噌ラーメンを食べたのだと思います。
その時に知ったキーワードが「西山ラーメン」。
スープもうまいが、麺がまたうまい!どうやら西山製麺の麺を使用しているらしい。
この名前はその後も記憶に残り続けます。
それにしてもラーメン店を続けてハシゴしたのは高校生以来でした。さて、前置きはこのくらいにして。(長いか)
先日会社の後輩のSさんから、あるお礼としてプレゼントをいただきました。(このあたりの事情は割愛しますが)
西山ラーメンのしょうゆ、味噌、塩のスープのついた乾麺のセットです。
なんとうれしい!
週末に早速いただきました〜。
いつもはあまり具材入れずに食べるのですが、この時はご当地のイメージに合わせて、
もやしとメンマ、玉子をのせていただきました。
今では通販でも買える時代で便利になりましたが、そうそうマメに食べるのも有り難みが薄れるような気がします。
また時間をおいて買ってみようと思います。