text by 赤様
おいしいものは、脂肪と糖でできている・・・。
そんなCMがテレビで流れている。
でも、おいおい、ちょっと待ってくれ!
注意すべきは、それだけじゃないだろう!
と、僕が最近気にしているのが塩だ。
世界中の人間の死因を分析すると、
高血圧に起因するものがダントツのトップなのだ。
美味いものを食べに行列のできる有名なあの店へ・・・。
パンチの効いた味は、美味いし最高だ。
でも、外食では、なかなか塩分摂取量を調整できないのが現状。
そもそも今の日本では、
最初から塩分を多く含んでいるものが多すぎる。
醤油、味噌、漬物、梅干し・・・。
聞くところによると、
日本の塩分摂取量は世界最高レベルにあるのだとか。
食品のカロリー表示が進んで、
脂肪や糖は目安がわかるようになってきているものの、
塩分はイマイチわかりずらい。
その対策は、
過剰に摂取しないことと、それから運動すること。
肥満、アルコール、ストレスや運動不足なども、
高血圧の原因だが、
塩分を少なくすることで、血圧上昇を抑えることができるという。
また、身体から排出される塩分の90%は尿からだが、
便と汗からも10%が出る。
だから運動は、実質的に減塩効果が期待できるのだそうだ。
(運動時には水分摂取をお忘れなく)
もっとも、食品を厳選し、自分で調理したものだけを食べるのが、
減塩対策には一番いいことだが、
加工食品がこれだけ蔓延し、3食すべてをそれ無しでやりくりするのは、
難しいのが現状だろう。
ならば、一緒に汗をかきましょう、と僕は思うのだが、
皆さんはどう思わるだろうか。
いずれにしろ、自分の身体に塩対応しないように、
気をつけたいものだ。