脱アンチエイジング

text by 赤様


アメリカに「アルーア」という雑誌があります。

現地では絶大な人気を誇る女性誌です。

先日、その雑誌が、

脱アンチエイジングを宣言しました。

アンチエイジングという言葉は、

もう使わないと。


歳をとることはネガティブなことと、

多くの人がそう思っているのが現状でしょう。

でも、まずこの前提を無くそうよ、という提案のようです。


加齢は戦う対象だという風潮を煽っている可能性があり、

人生はある程度の年齢でピークになると、

そこからはずっと下り坂でしかない。

アンチエイジングという言葉を多用することは、

それを肯定しているようなもの。

だから、その考え方はやめるべきだという主張です。


この意見、ちょっとオモシロイんじゃない?

と僕は思いました。


そういえば、

年齢を重ねた魅力ってあまり語られないですよね。

俳優の誰々さんはカッコイイと言われることはあっても、

だいたい特定の人限定で、

なかなか大勢を示すことにはならない。


以前「ちょい悪オヤジ」なんて言われ始めたときは、

やっと変わってきたかな、と思ったのも束の間、

いつの間にか聞かれなくなってしまいました。


新しいことよりも、

古いことを肯定的にとらえる価値観って、

なかなか無い。

それは物に対してよく言いますが、

人にも同じような気がします。


でも、そもそも歳をとることが、

ネガティブに思われていること自体おかしいと思いませんか?

なぜって、

みんな歳をとるんですよ。


歳をとることを良くない事としてしまったら、

みんな悪い方向に向かっている、

とも解釈できる。

テンション右肩下がり。

そんな未来でいいんでしょうかね?

なんて思うわけです。


もしかしたらその理由は、

今まで、いい大人、いい高齢者が少なかったからなのか?

魅力的なオジさん、オバさんが少なかったからなのか?

なんて気もします。


でも、

生きていくにつれて積み重なっていくもの、

例えば、知識や経験、人との繋がりやウツワの大きさなどは、

年齢を重ねてこそだと思うのですが、

いかがでしょうか?


どうせみんな歳をとるのだから、

この際自分のことだと思って、

考え直してみてはどうでしょう?


未来がだんだん良くなっていくという方が、

ハッピーな気がするんですけどね。



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このページは、cmemberが2017年10月20日 09:00に書いたブログ記事です。

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