text by 赤様
ドーピングって聞くと、
どういう印象を持たれるでしょうか?
「ずば抜けた才能を持つスポーツ選手たちの世界のことであって、
僕ら一般人には関係ないことだ」
そう思われる人がほとんどでしょう。
無理もありません。
でも、僕らにとっても意外と身近なことだったりするのです。
下の画像をご覧ください。
(クリックすると拡大します)
この画像は、
この薬なら服薬してもドーピングにはならないですよ、
というリストです。
日本体育協会が選手や関係者向けに出しているリストです。
きれいなファイルが必要であれば、
こちらをご覧ください。
http://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/2017anti-doping.pdf
皆さんが、
もしここに書かれていない薬を飲んだなら、
それはドーピングをしたことになるかもしれません(笑)
まあ、普通の生活をしていれば、
ドーピング検査なんてものはしないと思いますが(汗)
「かぜ」とか「せき・たん」の項目を見ると、
お馴染みの薬の名前が書かれていますね。
意外にクリアな種類が少なくて、
ちょっとびっくりしました。
また、僕が風邪をひいたときに飲んだ薬が、
ここに書かれていなかったのは驚きでした。
CMでよく見るものでも、
ここに載ってないものも多いですね。
薬なんて、病気やケガをしないと、
欲しいとも思わないし、選ぼうともしないのが、
一般人の感覚だと思います。
彼らはこうした情報の中から薬を選んだり、
指導者や仲間と情報を共有したりしています。
また、医師に診断を受けたときは、ドーピングの事を告げて、
それなりの薬を選んでもらうのです。
どうでしたか。
こうして具体的に商品名を見て、
身近なことがおわかりいただけたことでしょう。
そして、これを知っていれば、
僕らも、いつドーピングの検査を受けろと言われても安心ですよね。
(って誰が検査受けるんじゃい!)笑