text by 赤様
ちょっとソワソワしています。
僕としては毎年恒例の事なんですが。
というのも、
次の日曜日(26日)に東京マラソンがあるからです。
市民マラソンは他にもたくさんありますが、
この東京マラソンはやはり特別なんです。
ランニングブームの火付け役になった大会という事もありますね。
でも、それ以上に、
ランナー1人ひとりの熱量が違うし、
沿道の人の数が違う。
今年でまだ11回目なんですが、
もう誰もが認める大イベントになって、
認知されるというのは、こういう事なのかな、
などと思ってしまいます。
人がただ走るだけで、
どうしてこんなに注目されるんでしょう。
第1回大会から、テレビの生中継に
市民ランナーをじゃんじゃん出したのも大きいんですかね。
東京の盛り上がりは、EXPOを見ただけでも明らかで、
大阪、京都、神戸、横浜などの他の大会と比べてみても、
有名企業の数も規模も、
トークショーで登壇する著名人の質量も段違い。
僕が出た昨秋のさいたまマラソンにいたっては、
EXPO自体がありませんでした。
他にも特筆したいのは、
やはり、1300万人もの人が暮らす大都会の中心で、
多量の交通量をさばく大動脈を何時間も封鎖するって、
これはエライことですよ。
物流とか人の流れとか、
経済活動を止めちゃうんですからね(←少しオーバー?)。
かなり迷惑なんだろうな、なんて少し思うんです。
まあ、文化なんて、そういうものですかね。
でも、僕らランナーからすると、
あの広い大通りの真ん中を走るっていうのは実に爽快で、
しかも沿道の大勢の観衆から注目されていて、
かなり病みつきになりますよ。(笑)
今年は、いや今年も、
あいにく抽選にハズれ僕は走りません。
沿道から応援します。
でも、たとえ走らなくても、
なんだか得体の知れないこの盛り上がりは、
知っといて損はないと思いますよ。